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「もののけの里」オープン、「あいちサトラボ」との深い連帯【長久手タイムズ】

エミシの村にある「物見櫓」、空高く。

写真の左側が「あいちサトラボ」エリア、右側が「もののけの里」のエントランス。「もののけの里」の初日訪問した40代くらいの3人の方が立ち話していて「五平餅焼かなきゃ、10分で見れちゃうなあ」と言ってられたのが聞こえた。今の40代は視覚優先の感性で凝り固まってしまっているし、だいたい40代を想定してつくられたものでない訳で、子供たちが今の大人の様に視覚人間になって思考も合理主義だ、ビジネスライクだと固定されないようにという構えで発想されているのだから何をか言わんやである。かつてそうだった少年少女となって空想に飛翔すればいいのである。

「あいちサトラボ」とまったく同じ出入り口になっています。

「もののけの里」と「あいちサトラボ」はまったく同じ入り口に位置しています。元々「あいちサトラボ」があった場所の「農のエリア」に接するかたちで、「もののけの里」が出現したています。

「あいちサトラボ」は里山実験フィールドとして、「農の営み」や「先人の知恵を実体験」することで<自然の循環>を学び伝えるところです。「もののけの里」は、体験学習施設であり、精巧な展示品を見る場所にはなっていません。体験し感じ取る力を回復させる場所なのです。

下のエリアMAPを見ると、「もののけの里」がどのように構想されて位置づ蹴られているかがよく分かると思います。

サトラボの「ラボハウス」。あいちサトラボの案内を行なう拠点施設で、土間や囲炉裏もあり一服できます。

この記事を書いた人
1960年 長久手生まれ。上郷保育園、長久手小学校、長久手中学校へ。菊里高校、青山学院大学英米文学科卒。英字新聞部「青山トロージャン」所属。編集プロダクションのMatsuoka & Associatesにて学び、編集工学研究所入所。 1990年、洋書写真集・美術書をリースするArt Bird Books設立、1992年中目黒駅前に店舗を構える。2009年から代官山蔦屋書店にて主に写真集のブックコンシェルジェとして勤務。2020年、Uターンで地元長久手に戻る。 『Canon Photo Circle』誌の写真集コラムを1年間連載後、「長久手タイムズ」を始動。

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