長久手市の「市の花」は、よく知られているように「サツキ」ですが、いつから「サツキ」が長久手の花だったでしょう。それは遡る半世紀ほど前、長久手が「村」から「町」になった3年後の昭和49年(1971年)のこと、じょじょに人口も増えるなか住民の連帯意識の向上と緑化事業を進めるため広報紙で提案され、結果住民投票で選ばれたのが「サツキ」でした。
その30数年後「愛・地球博」のために「サツキとメイの家」がつくられ、さらにその縁が結ぶように、ジブリパークがこの地で開園。まるで魔法かかったような窺い知れぬ摩訶不思議な縁があったのだろうかとつい思ってしまいます。
長久手市図書館にて
長久手市図書館にて
長久手市図書館にて
昭和49年、「町の花」を住民投票で選ぶ際に、愛知県農業総合試験場の花木研究室の指導で、ユキヤナギ・スイセン・クチナシ・コデマリ・サツキの5種がピックアップされたそうです。その中から住民が選んだのが「サツキ」でした。(参照元:長久手市観光交流協会・季刊誌「雑人」)
同投票で「町の木」として選ばれた木は「カエデ」でした。
その2年後の昭和51年、「さつき幼稚園」が開園しています。
半世紀の伝統がある長久手市さつき盆栽愛好会があります。
愛好会主催 の「さつき展」はこちら → 長久手市観光交流協会・季刊誌「雑人」へ
岩作・坊の後の街路
「サツキ」が最も多く咲く場所の一つは、長久手市図書館を中心にしたエリアのようです。図書館界隈の坊の後の街路から、図書館通りを降った香流川沿いの遊歩道沿いと数多くのサツキを見ることができます。
石田橋近くの香流川
香流川の向こうに文化の家
珈琲工房「寿樹」
せせらぎの小径
聚福院
上郷のお宅の庭
岩作・白針の公園
愛知学院大学正門脇(日進)
杁ヶ池公園 池を背景に見事なサツキが咲くことで知られています。
杁ヶ池公園
長久手市役所入口にて
長久手市役所入口にて