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【提言】長久手のふるさと納税返礼品に「体験型」を

現在、長久手市の「ふるさと納税返礼品」は、鰻の蒲焼、チーズ、牛肉、珈琲豆などさまざまな美味な食品から、ネックレスなどのジュエリーやバッグなどが並んでます。なかにはうーんこれはどうして長久手のふるさと納税返礼品なんだろうというものも見かけます。鰻は長久手のあの有名な鰻屋さんではなく、名古屋のお店のもので、じゃあなんで返礼品かというと長久手に工場があってそこから全国各地に発送するからだと分かった。珈琲豆は、長久手には幾つもの著名な珈琲店があるのですぐに分かる。チーズやジュエリーはどうなんだろう、きっと色々つながりがあるのだろうと思う。

ジブリパーク、モリコロパークの西橋から広がる里山ゾーン、IKEAエリアからあぐりん村まで川沿い自然散策コース、温泉施設、県芸大のギャラリーなどの美術館、世界の名車が見れるトヨタ博物館、リニモに乗っての移動と散策、長久手古戦場公園に幾つもの史跡、杁ヶ池公園や南部の市が洞エリアや、市内各地にある美味しいお店などなど。
ジブリパークやモリコロパークに寄って、こうした場所やお店に寄るとなると一日ではちょっと大変だろう。一泊して頂くのが最も良い選択ではないだろうか。名古屋の都心まで戻って泊まる、瀬戸にできたホテルや宿泊施設もいいかも知れない。もっと近場にないの? 長久手市内にはホテルはない。知ってる方は知ってるが里山エリアに、今年2023年の1月に長久手市初の「民泊」施設の「町屋ステイ オリーブとぶどう」があるではないか。

提案させて頂きたいのは、長久手のインクルーシブな体験を形にできる「返礼品」である。具体的には、「宿泊」+「シェアサイクルのカリテコバイク(温泉施設ござらっせ前)+「ござらっせ温泉利用」+「美術館・博物館入場券」+「市内ルートNバス乗車券」+「自然農園体験」etc.である。
歴史好き、ジブリ・モリコロパーク好き、アート好き、飲食好き、自然散策好きなど幾つもの組み合わせができるのではないか。一つの提案であるが、どうであろうか。

この記事を書いた人
1960年 長久手生まれ。上郷保育園、長久手小学校、長久手中学校へ。菊里高校、青山学院大学英米文学科卒。英字新聞部「青山トロージャン」所属。編集プロダクションのMatsuoka & Associatesにて学び、編集工学研究所入所。 1990年、洋書写真集・美術書をリースするArt Bird Books設立、1992年中目黒駅前に店舗を構える。2009年から代官山蔦屋書店にて主に写真集のブックコンシェルジェとして勤務。2020年、Uターンで地元長久手に戻る。 『Canon Photo Circle』誌の写真集コラムを1年間連載後、「長久手タイムズ」を始動。

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