令和8年正月3カ日、影行天皇社には長久手市民の約3分の1にあたる人数となる約2万人が参拝されました
第12代天皇である影行天皇は、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の父にあたる重要な天皇で、九州巡幸、美濃行幸で知られる天皇です
景行天皇社は熱田神宮とも古えからつながり、ともに尾張氏が創建し、熱田神宮は景行天皇在位43年(西暦113年頃)に創祀されたと伝わっています(創建は大化2年 646年 仲哀天皇の御世です)。熱田神宮のはじまりがなぜ景行天皇在位中だった
そんな温故知新の思いの一雫から新年がはじまりました


正月3が日の様子 参拝客は大鳥居の手前までつづいていました
景行天皇社は、ヤマトタケル(日本武尊)が東征を果たした後、父である第12代天皇・景行天皇が戦跡を巡る行幸の折、岩作の石作大連が斎殿を造営して天皇を歓迎したと伝わっています
第54代仁明天皇が在位する承和4年(837年)、長湫の根ノ神の地に天皇の名を冠した景行天皇社の社殿が建立されたとされます
景行天皇社と熱田神宮
熱田神宮は、景行天皇在位43年(113年頃)に創祀されました
景行天皇社と熱田神宮はともに神代の時代から天皇家とも深い関係にあった大豪族「尾張氏」によって築かれています

本殿屋根の形式は、丸く太い鰹木(かつおぎ)と外削ぎの立派な千木(ちぎ)がある荘厳な建築様式
本殿に用いられた建築様式からも景行天皇社の社格があらわされています



拝殿内にて、毎年七五三祈祷が多く行われています
子供たちにとっても馴染みの境内になっています
大きな社を見上げると子供たちもいつもとちがう空気を感じるようです

令和8年1月6日午後 景行天皇社境内にて
市内保育園の行事で新年の参拝に訪れた園児と引率の保育士の先生方
保育士の先生方が園児たちに神社での参拝の作法を体験を通して教えられていました
お賽銭用の小銭も子供たちに手渡され皆が小さな手で握りしめていました

まったくの偶然の出会いでしたがその光景がとてもほのぼのとまた目映くかつ神々しくもあり、気づいた時には失礼ながら写真におさめさせて頂いたものです
この長久手の地で、小さな「祈りの心」や「感謝の心」が皆とともに豊かに育っていく
子供たちにとってもそれを見守る大人たちにとっても、尊い体験のひとコマでした


手前にあるのは旧拝殿の鬼瓦

今年は午年。神馬も躍動する年です


令和8年 景行天皇社の「御神酒」です


平成9年(1997)に中央の本殿と左手の社務所が新築造営されました
右手奥に見えるのが移築改修された旧拝殿で、現在は神楽殿となっています