「ほとぎの里緑地」には、これまで長湫南部公園の裏手側から20分ほど森林の中を歩いて途中で住宅街へ降りたことがあっただけだったので、「展望デッキ」を含め全体を散策したことがなかった。今回、市が洞三丁目公園側から初めて散策してみた。
展望デッキを超えて急坂を下っていくと金網のある場所に。目の前にヤギが二匹飼われていました。愛知たいようの杜- ゴジカラ村の奥まったところに散策路が通っていて村のバックヤードの様子が少しだけ感じられます。
ちょうどコナラの間引きが行われたところでかなりの量の間伐材が横たわっていました。「ほとぎの里緑地」は「たいようの杜」とも重なっているようで、新たな気づきがたくさんある散策路です。
長湫南部公園の奥にある散策路マップ
「ほとぎの里」散策路は、長湫南部公園の奥に出入り口があります。散策路の途中、住宅街へ降りるショートカットの小径がありますが、展望デッキまで散策するのをお勧めします。
南部公園側から散策路に入ると手入れされた風景に出逢います。
曲がりくねった路をどんどん入っていきます。
南部公園側からの散策路を歩いて5分くらいのところ
小鳥の囀りがあちこちから聴こえてきます。
ここからの写真は、散策路の中央部辺りの光景です。だいぶ森林、雑木林の中へと入った路が続きます。
散策道の半ば辺りの一部は、社団福祉法人愛知たいようの杜(もり)が運営するゴジカラ村に隣接しています。後ろに少し見えるはゴジカラ村の建物の一部。
ゴジカラ村は森林の麓に生えるコナラが多い雑木林のなかにあり、必要最低限のコナラの古木は折を見て間伐材や薪などに用いられています。
ゴジカラ村で飼われているヤギ。散歩道のすぐ脇から見ることができます。次の木のMAPでも2匹のヤギが描かれています。
長久手市民の方はほぼほぼ知ってられる「ゴジカラ村」(愛知たいようの杜)。
「ゴジカラ」とは、「5時から」という意味で、会社勤務の時間以降、「時間」に縛られ追われることのない子供からお年寄りがこの村に一緒になって暮らし学次世代型コミュニティがこの場所でかたち作られています。
ゴジカラ村の中にある「ほとぎの家」。現在の豊田市の足助からこの地に移築されて200年ほど経っているという。同じくゴジカラ村の中にある「たいよう幼稚園」の中には、なんと400年くらい前のものと言われる古民家がたっています。
様々なイベントが行われている「ほとぎの家」。雑木林の中で多世代が暮らすコミュニティを実現化している「ゴジカラ村」
引用元:社会福祉法人 愛知たいようの杜 通称「ゴジカラ村」の案内より
再び、散策道へ
「愛知たいようの杜(ゴジカラ村)」の土地のにつながって散策路が通っているので、暮らしの中で用いるコナラの間伐材に出会うことがあります。森を守り維持していくために密集し過ぎる木々は間引かれます。