Connecting the dots of Nagakute City – ジブリと里山、文化と歴史がある長久手のWebメディア

「鈴木敏夫とジブリ展」グランドフィナーレへ/「ジブリ誕生の秘密」を探る小さな展覧会が時を経て、3つの新展示と湯屋が建つ大迫力の展覧会に。必見!〜9月25日まで【Nagakute Times】



開催場所:ジブリパークがある愛・地球博記念公園・地球市民センター・体育館で開催中

入り口を入った所にある「スタジオジブリと愛知 2005-2025」の巨大パネル

2005年は愛・地球博が開催された年。そのパビリオンの一つとして「サツキとメイの家」が実物大につくられたことからはじまり、すぐ翌年に中日ドラゴンズファンクラブのマスコットに宮崎駿監督デザインのキャラクターが決定しています

「ジブリパーク」のあのロゴは、前半の「ジブリ」を宮崎駿監督が、後半の「パーク」を鈴木敏夫氏が描いた
「ジブリパークのある愛知」はもちろん鈴木敏夫氏によるもの

広島「筆の里工房」を皮切りに、2018年には名古屋(松坂屋美術館)で、次いで金沢(金沢21世紀美術館)で開催され好評を博し、2019年に東京・神田明神で「鈴木敏夫とジブリ展」が開催されました

展覧会はまるでクスノキが成長するように、展示内容が豊かにバージョンアップしていったという稀な展覧会になったようです

10.000本物映画コレクションと同時に、驚くべきは現在まで続く鈴木敏夫氏の映画にまつわる1時間の日課である
毎朝のお務めとして契約している多くの映画の専門チャンネルから映画を録画予約し録画番組を編集しBD-Rに焼き付ける作業をしているというのだから驚きである

落合博満、権藤博、星野仙一、立浪和義各氏らのドラゴンズ関係書籍や、山本昌投手の200勝達成した記念すべきグローブなども展示された
このコーナーは名古屋出身のスタッフの要請で設けられたとのことですが、秘蔵品はもっとあるとのこと

時間の経過とともに変化する明かりと幻想的な湯屋の人影。提灯は名古屋提灯

湯婆婆と銭婆の口の中から札を引く開運・恋愛御神籤も楽しめるコーナーも

じっくり展示を見ると約2時間はかかるでしょう。それほど内容の濃い展覧会になっています

この記事を書いた人
1960年 長久手生まれ。上郷保育園、長久手小学校、長久手中学校へ。菊里高校、青山学院大学英米文学科卒。英字新聞部「青山トロージャン」所属。編集プロダクションのMatsuoka & Associatesにて学び、編集工学研究所入所。 1990年、洋書写真集・美術書をリースするArt Bird Books設立、1992年中目黒駅前に店舗を構える。2009年から代官山蔦屋書店にて主に写真集のブックコンシェルジェとして勤務。2020年、Uターンで地元長久手に戻る。 『Canon Photo Circle』誌の写真集コラムを1年間連載後、「長久手タイムズ」を始動。 mail address:nagakutetimes@gmail.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です