瀬戸大府東海線(県道57号)の 長久手工区の整備が新たな段階に入ってきたようです。とくに去年から工事に拍車がかかり、実際に「5カ年加速化対策」が実施運用中になっています。東部上郷エリアにクルマを走らせると、岩作御嶽山につながる岩作丘陵の一部が、竹林が削られ地面がV字型に露になっているのが見えるようになってきました。
現在、大きなクレーンが愛知用水の脇下に入り、難所である愛知用水に架橋するための準備がはじまっています。
岩作御嶽山を望む。工事現場はこのすぐ左方。
西側から工事現場を見る。左手の小ぶりな橋は昨年架けられた。
現在、「長久手工区」全線で工事が進展しています。
令和3年〜8年 予算が確保され「5カ年加速化対策」が目下進行中
瀬戸大府東海線(長久手工区)の整備の目的
1)災害時の物資・人材受け入れの起点となる
2)東名高速道路名古屋IC及び名古屋瀬戸道路長久手ICへのアクセス性向上
3)混雑する長久手市中心部を迂回したネットワークの形成による緊急輸送道路網の機能強化の促進と、地域防災力の向上に貢献
愛知用水の手前を流れる香流川の支流もすでに架橋されています。
愛知用水の対岸も着々と整備が進んでいます。
最大の難所、愛知用水への架橋のための基礎工事が進んでいます。
道路工事現場から西に100mほどの所に建つ「御嶽山大権現参詣道」の石碑。東部上郷側から参詣する方はこの参詣道を通って、御嶽山側にあった香流川脇の道を通って高根橋を渡る現在の参道と合流するかたちになっていたと思われます。
工事現場近くの前熊の住宅地から愛知用水を渡る小さな橋が一つあり、橋の向こう側には8軒程の住居があることはあまり知られていない。丘陵の手前からはまるで見えないが奥には幾らかの田畑があった。
愛知用水を渡った丘陵の内側に広がる田畑。岩作丘陵の内側には幾つかの小さな集落と田畑があります。道路はその傍らを通る場所もあり、これまでに幾つかの交渉事があったようです。
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