「ながくてアートフェスティバル 2023」が開催されています。このフェスティバルはアートをきっかけに人と人をつなぎ、まちをアート一色で盛り上げるイベント。今年のテーマは、”体験アート〜創造と想像」。市内25ヶ所で開催されています。
今回は聚福院と文化の家、鐡工房たね庵さまの3カ所からお届けします! 今回のアートきっかけに初めて開催場所に伺う機会になるケースもありました。人と人だけでなく場所と人、街と人、郷土・歴史と人をつなぐそんなフェスティバルでもありました。
聚福院「お寺 de アート」展示。上の梵鐘の下にあるのは、鐡工房・たね庵・武田篤胤さんの「ニワトリ」です。
聚福院の本堂の縁側に展示されたのは、寄川桂さんの「聚福院と時空を遊ぶ」。
聚福院の古い門:寄川桂さんの「聚福院と時空を遊ぶ」作品でポスターが留められていました。
「文化の家」での展示風景です。屋外には斎藤雄介さんの「命のファンファーレ」がお出迎え
美術作家・森正樹さんの「ファンファーレ」や「喪失した場所たち」には、自画像の「ウサギくん」が登場。じしんの場所を喪失し夢の中を航海しているような作品群です。
小屋の中に住んでいるうさぎが夢を見ているようです。遠い記憶と未明な風景の中で観る者と作者が出会うようです。
なんともファンタジックなコラージュ的に作り出されている森正樹さんの「ウサギくん(自画像)」
「そこに根を張る〜アンバランスというバランス〜」。愛知県立芸術大大学院を修了、瀬戸市在住の中林万里子さんの作品群です。
「そこに根を張る」野焼きによる陶器。中林万里子さんの作品。長久手も東部では野焼きできますが瀬戸市でもまだできるのですね。ほんといい味の作品たちでした。
尾張東部に来ますとほんと土と火でできあがる陶器の作品が身近になります。そこからアート作品も生まれてくるのは必然的。根を張っているからこその創造的行為です。
寺本実里さんの「羊をかぞえる」愛知県生まれ。武蔵野芸術大学油絵学科卒業。何かを描き出した幼な子の線に子供を重ねているのでしょうか。愛らしい作品です。
乾漆彫刻家として個展を中心に活動される横田千秋さんの作品「乾漆彫刻どうぶつえん」 ( 名古屋芸術大学大学院修了)
鐡工房・たね庵・武田篤胤さんの「ニワトリ」たちがここにもいます。鐡たね庵にて