尾張東部が雪景色になることは年に1、2回。それも積雪2、3cmとなれば良いほどで、半世紀前の様に大きな雪だるまをつくったりソリで雪上を遊んだりしたが、そこまで雪が積もることは年々無くなってきたようです。
去る1月10日の雪の日に、ほんのり雪をかぶった竹林はさぞ美しかろうと、長久手東部の里山に少し足を伸ばしてみました。
雪はお昼前には降り止んでしまいましたが、竹林の雪化粧は見応えがあるものでした。
その日の午前中、深々とした谷津の奥に「静かなる絵」が出現していました
撮影日:2024.1.10午前
長久手市のあちこちに見かける竹林の中でもこの上郷・大草の谷津(杁ノ洞下池の東側近く)に広がっている竹林は、市内でも最も美しい竹林が見れる場所であろう。
ここより200mほど谷津の奥に入った杁ノ洞上池の向こう側にも見事な竹林が見られる
長久手東部の里山を少し分け入った谷津(谷地にある細長い低湿地)には天を突くような竹林
霞が立ち込めると、大袈裟にいえば長谷川等伯の6曲1双の屏風を想起させるやもしれない。「静かなる絵」である
孟宗竹(モウソウチク)の竹林の中に、根尾谷薄墨桜の2世の樹木が1本だけある