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上郷里山に伝わる「円空仏」:古刹・永見寺を訪ねて【長久手タイムズ】

拝殿の中には、永見寺からすぐ近くに住居とアトリエがあった伊藤高義画伯が上郷の警固祭りを描いた大きなかいが掛けられていました。

本尊は長久手市内最古の仏像といわれる地蔵菩薩立像です。

とても穏やかな表情をしている「木造薬師如来坐像」。かなり以前から永見寺さんや地元ではこちらの円空仏を「大黒様」と呼んでいたとのことです。

永見寺の寺嶌(てらしま)和尚に円空仏をご案内、ご説明頂きました。

山号の「水福山」の名は湧水があった事に由来するとのこと。里山エリアは今でもあちこちから湧水が出ており昔から水が豊かでした。

永見寺 寺嶌(てらしま)和尚

この記事を書いた人
1960年 長久手生まれ。上郷保育園、長久手小学校、長久手中学校へ。菊里高校、青山学院大学英米文学科卒。英字新聞部「青山トロージャン」所属。編集プロダクションのMatsuoka & Associatesにて学び、編集工学研究所入所。 1990年、洋書写真集・美術書をリースするArt Bird Books設立、1992年中目黒駅前に店舗を構える。2009年から代官山蔦屋書店にて主に写真集のブックコンシェルジェとして勤務。2020年、Uターンで地元長久手に戻る。 『Canon Photo Circle』誌の写真集コラムを1年間連載後、「長久手タイムズ」を始動。

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