10月に入って恒星間惑星「3I / ATRAS」に関する情報が、deep fake動画も生成されながら目まぐるしくなっています
それだけ世界中の人々が今、おそらくここ100年で最も強く宇宙に関心を寄せています
とくにアメリカでは近年、UAP(未確認飛行物体: Unidentified Aerial Phenomena)の存在が米連邦議会において、「UAPは連邦法で対処されるべきほど現実的である」と認められたことで国民も各メディアも関心が強く、
UAPの宇宙論的、政治的影響について真剣に検討し、最先端の学術的研究を行っているSOL財団も「3I / ATRAS」に注目し議論を行なっているようです
対して、日本は世界最高峰の精度をもつ「すばる望遠鏡」(ハワイ・マウナケア山頂にある)は、「3I / ATRAS」が発見されたほんの初期にその物体の映像化に貢献して以降、3ヶ月もの間まったく情報を出していません。日本のメディアもハッブル宇宙望遠鏡やNASAがもつジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、発見したチリのジェミニ南望遠鏡がとらえた画像を元にその存在だけを最低限取り上げているばかりです
Comet 3I /ATRAS : Wikipedia 3I /ATRASより
かつて日本人の天文家による彗星や超新星の発見で、1960年代〜90年代半ば頃まで世界トップクラスだった(池谷・関彗星、池谷・村上彗星など多数)。もちろん現在もアマチュア天文家やコメットハンターは数多くいて活躍している
いったいなぜ最も世界を騒がせている「3I / ATRAS」については、日本の国立天文台の総本山「すばる望遠鏡」や京都大学大学院の3つの天文台(花山・岡山・飛騨)も初期に撮影に成功と報じた後、JAXA(宇宙航空研究開発機構)も含め、まるで緘口令でもしかれたように情報や画像を国民に伝えようとしていません
世界はこのこれでは世間を巻き込むくらいのダイナミックな情報環流がないし、宇宙に関心があるだろう子供たちへの刺激も乏しい
「3I / ATRAS」の神秘的出現とは別に、今回、日本の天文台のあまりの熱気の無さに何か事情でもあるのかと勘繰るしかなかった
そこにあったのは事業仕分けで研究費が削減され財政難(他の理由もあろう)に陥っていた姿だった
高市新総裁になり、財務省の締め上げもゆるくなり積極財政に向かうことになる。今後を期待しよう
計算され尽くした軌道をとる”宇宙からの訪問者”
全米ネットワーク放送 NEWS MAXも特別番組を放送
下院監視委員会委員も動き、ハーバード大天体物理学者が国連に書簡
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火星に設置されたNASAのHiRiseカメラは、ピクセルあたり30キロの解像度をも画像を撮影できるという
下院議員によればNASAが公開に踏み切らない、隠蔽しない限り近く公開されることになるといいます
UAP(未確認飛行物体)公聴会に参加した下院議員は、少なくとも地球の深海に5カ所以上のUFO/UAP(エイリアン)の海底基地があると海軍上層部から情報を確認していると語る(世界各地のUAP研究者たちらによってかねてからその存在が語られてきていた)
10月3日の米国NBCニュース (NBC News Youtube)
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なぜ、キャリアのすべてを台無しにするリスクを賭してまで「3I/ ATRAS」の異常性について語るのか?
ハーバード大学の天体物理学を長年率いてきたアヴィ・ローブ博士へのインタビュー
「宇宙考古学」という学問を立ち上げる時に来た
このインタビュー動画でもアヴィ・ローブ博士は、3I/ATRASが軌道を変更し地球へ接近する確率は40%、3I/ATRASが完全な自然彗星でなく地球外生命体が工作した偵察機か何かであるとする確率も40%であると語っている
NASAの3I/ ATRASに関する公式情報
9月初旬まではNASAから毎日リリースされていた撮影画像や情報は急遽中断
欧州宇宙機関(European Space Agency)、中国、ロシアなどの宇宙観測による画像配信や情報開示もすべてストップした状態にある
日本のすばる望遠鏡(国立天文台)他も、現時点ではこの情報統制下にあると推測される
ジョット推進研究所(JPL)の研究員からの毎週のブリーフィングやジェイムズ・ウェブ望遠鏡による観測画像の提供、アマチュア天文家たちの観測結果を共有するために招待されたりしていたというが9月初旬にストップされた。現在、アマチュア観測家の画像も削除され出しているという
NASAの公式見解動画
UAP(未確認飛行物体)研究の最先端のシンクタンク・SOL財団が動き出した
米国では、NASAの情報がストップして以降、新たな動きが各所で出ているようです
UAP(未確認飛行物体: Unidentified Aerial Phenomena)の存在が近年、米連邦議会において、「UAPは連邦法で対処されるべきほど現実的である」と認められたことで、UAP研究に専門的に携わる学術界、政府の専門家の指導の下、自然科学、社会科学、人文科学、工学、情報科学、テクノロジー関連分野の著名な専門家チームが編成されているとのこと
とりわけSOL財団(The SOL Foundation)という財団は影響力のある活動をしているようです
SOL財団は、未確認飛行物体(UAP)の本質とその広範な宇宙論的、政治的影響について真剣、充分な資金を投じた最先端の学術的研究を行なっている財団といわれ、その組織規模と影響は広く知られるようになってきているようです
UAPはこれまでのように学術的考察に値しない問題から、計り知れないほど広範な利害を伴う科学的・知的課題へと変化しています
そして科学、技術、経済、政治、法律、宗教、文化、あらゆる人間の組織や活動の未来に影響を及ぼす広範な影響、世界を変革する可能性について真剣に検討せざるを得ない状況になってきている、その最先端の組織がSOL財団とされているようです
このSOL財団は、米国にとどまらず世界各国の政府機関や企業クライアントに対し、信頼性の高い最先端の助言的研究を提供しているようです。また政策的研究だけでなく子供たちも含めた情報提供も含めた公衆教育も行なっています
SOL財団のSOLフォーラムのYoutube動画
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日本の天文学研究の研究拠点として「宇宙の謎」に挑んでいる国立天文台からの3I / ATRASについての情報は現時点で一切でていない!?
望遠鏡の口径は、NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡よりも大きく優れているにもかかわらず何故沈黙したままなのか?
日本が世界に誇るという「すばる望遠鏡」
ハワイ島マウナケア山頂(4139m)に設置されており大型光学赤外線望遠鏡(世界最大級の8.2mの口径)。NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の口径は6.5m
「スバル望遠鏡の特徴は、主焦点は他の大型望遠鏡に比べて圧倒的な視野の広さを持っている点。
また高性能な補償光学装置など集めた光からシャープな天体像を得るために様々な工夫がなされていて、解像力の高さは世界の大型望遠鏡の中でも特に高く評価されている。
その性能は望遠鏡を設置する場所を慎重に選び最新の技術を駆使することによって実現されたとのこと」
国立天文台(NAOJ) National Astronomical Observatory of Japan のサイトから引用
画像:国立天文台サイトより
すばる望遠鏡の主な観測装置:超広視野主焦点カメラ/ 超広視野多天体分光器 / 188 素子波面補償光学装置 / 多天体近赤外線分光装置 / 近赤外線分光撮像装置
主焦点、カセグレン焦点、2つのナスミス焦点の4つの焦点を持ち、8m級望遠鏡で主焦点を持つのはスバル望遠鏡のみという
1年前の2024年に公開されたすばる望遠鏡に関する動画
すばる望遠鏡は、銀河の種となったダークマターの分布を精密に調べかつてない解像度の宇宙地図を描くことに成功しており、機能を大幅に強化した「すばる2」を進めているとのこと。次世代装置のPFS(超広視野多天体分光器)で銀河の距離を精密に測定している
2020年代後半には「ULTIMATE Subaru」計画が進んでいるようで広視野高解像赤外線観測装置を稼働させる予定とのこと
なぜ? 世界最高峰の日本のすばる望遠鏡が、「3I/ ATRAS」情報をまったくリリースしない謎 → 財政難という情報も
2024年10月にマウナケアに出現した紫金山・アトラス彗星(1997年のヘール・ポップ彗星以来の明るい彗星の一つ)でサポートアストロのマーの外国人の職員が撮影している→国立天文台サイトでも紹介していたのだが
3I /ATRASの観測情報が全く無いという理由は、観測装置のメインテナンス期間なのか何か他の事情でもあったのだろうか。3I /ATRAS発見された7月1日からすでに4ヶ月目に入っている
すばる望遠鏡youtube動画より:すばる望遠鏡ライブカメラがとらえた宇宙から降りてきた神秘的な渦巻き 2023年1月撮影
こんなに見事に宇宙の神秘現象を撮影することができるすばる望遠鏡、ライブカメラ映像あるだけに世界中の人々がここ100年間でも最も宇宙に関心を向けているこの時期に、「国立」の天文台であるにもかかわらず、サイエンスの見地からも一切映像をリリーズしない、あえて完全スルーというこの現実をどうみたらいいのでしょう
すばる天文台三鷹本部が一定の頻度で最も情報を公開しているのは国立天文台FACEBOOK(フォロワー5万3000人)のようです。Xはほぼ止まってます
FACEBOOKにも、10月6日の中秋の名月、9月8日の皆既日食、ペルセウス座流星群、11月に開催予定の宇宙を旅する写真展や「すばるの見たCOSMOS深宇宙領域」のイベントなどの情報がアップされていますが、「3I/ATRAS」の情報はまったく上がっていません。
国立天文台ハワイ観測所(すばる望遠鏡)は、国の事業仕分け対象で財政難に陥り、人員削減、望遠鏡メインテナンス費削減などあらゆるコストカットが行われ、宇宙を観測する余裕すら無くなっていたようである
(3I/ ATRAS発見時初期の画像化(imaging)にはどうやら僅かに貢献していたという
→ Top 8 contries using ground telescopes to study 3I / ATRAS の一国にエントリーされているが、クレジット情報を見ることは一切無い)
「すばるの国際共同運営に対する意見」
すばる望遠鏡のメインテナンス費は年一回で1億円でメインテナンス費見直し
一晩幾らで他国や他組織などに貸し出し運営費を賄うプランも出ている(8,2m口径は一晩1,000万円など)
日本の重要な天文台は大幅な予算削減で運営費がカットされ有効に動いていない
京都大学の花山天文台はクラウドファウンディング状態
高性能望遠鏡を持つ京都にある花山(かざん)天文台(京都大学)でも財政ピンチで運営難のようである
これも30年にわたる間違った財政政策の緊縮財政が、国立大学に所属する天文観測や天文台をも対象化したためといえよう
世界の主要な天文台や一線の科学者、アマチュア天文家も3I / ATRASにレンズを向けているというのに予算がなくなんの画像も提供できていない(現時点で)とはなんという宝の持ち腐れ。クラファンで応援しよう!
The Randall Carlsonチャンネルより
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とても信頼に足る内容と情報を提供。ジェイムズ・ウェブ宇宙望遠鏡やSpherexの最新映像、そこから見て取れる3I/ATRASの組成、化学組成など現時点で知りうる確かなエビデンス、それに基づく情報を提供するとても良質なチャンネル
JAXA宇宙科学研究所(ISAS)からの「3I / ATRAS」に関する情報