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伊勢神宮遷都の御神木にもなる「東濃ひのき」の家を全身で感じる/「長久手Studio」by 中島工務店【Nagakute Times】


「東濃ひのき」の特性に応じた使用場所などが分かりやすく展示されている。at「長久手Studio」

東濃加子母の風景
岐阜県は、森林率日本第2位、県土の8割が森林というまさに「木の国・山の国」。世界でも稀に見る高品位な「循環の森」が成立している

画像元:岐阜の旅ガイドより

伊勢神宮 式年遷宮 伊勢神宮Websiteより


広がりのある床にはしっくりくる長良すぎの床板が敷かれた床
床にはどんなカーペットを、という認識しかなくなった現代日本人からすると、そもそもカーペットを敷く必要性がまったくないことに驚きます。また窓から目視できる交通量の多いグリーンロードの喧騒も遮断
壁面は外気をほぼ遮断する工法と技術が投入されているため、いわゆる「夏は涼しく、冬は暖かい」という古えの日本家屋の本来の特徴が如何なく発揮されている。暖房・冷房を極力必要としない建築構造となっている

本格の日本家屋と思いきやこの広い窓。室内空間が明るいのは天井が高く、外光の採り方もおよそ異なるため。日本家屋の固定観念を破る提案が随所に

キッチンへとスムーズに移動。こちらも間仕切りが無い。床材は綺麗すぎる木材よりも、本物感を感じてもらえるようあえて木目がよく分かるしつらえにしてあるとのこと(特に若い方はリアルな木目を好まれる)

小林尚長支店長 株式会社中島工務店名古屋支店

高品位な東濃ひのきをふんだんに用いた家屋は、優れた神社建築と同様、50年や100年で老朽化がすすむものではありません。
高級マンションも半世紀も経てば構造的な性質上リニューアル対策が必要になってきますが、東濃ひのきで支えられた木造建築の強靭さ、安定感は群を抜くものがあります

2階のリヴィングからつながっているある場所へ

「こちらへ、どうぞ」と案内された先にはなんと青空が見えるオープンテラスでした。
「東濃ひのきの家」の最初のイメージからは想像できないサプライズな空間設計と提案が随所に

間仕切りが無い2階フロア。壁土も中島工務店ならではの工法と技術が施されている

この記事を書いた人
1960年 長久手生まれ。上郷保育園、長久手小学校、長久手中学校へ。菊里高校、青山学院大学英米文学科卒。英字新聞部「青山トロージャン」所属。編集プロダクションのMatsuoka & Associatesにて学び、編集工学研究所入所。 1990年、洋書写真集・美術書をリースするArt Bird Books設立、1992年中目黒駅前に店舗を構える。2009年から代官山蔦屋書店にて主に写真集のブックコンシェルジェとして勤務。2020年、Uターンで地元長久手に戻る。 『Canon Photo Circle』誌の写真集コラムを1年間連載後、「長久手タイムズ」を始動。 mail address:nagakutetimes@gmail.com
コメント (2)
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