長久手東部上郷の里山エリア(TOTONO)にある小さな旧社です。IKEA長久手近くにある神明社の現存する末寺の一つで、かつては現在のモリコロパークの大観覧車の少し下辺りに存在(秋葉社跡と記載)していた様ですが(郷土史研究会資料)、江戸時代かそれ以降に現在の地に移された様です。
明治9年作成の長久手村の地図に、この前熊の秋葉社が記載されているのでそれ以前となります。
秋の紅葉の季節は、カエデと椿が見事に狭い舞台ながら共演し、独特の情趣ある空間になリマス。この季節に東部方面に来られた際には、少しばかり立ち寄られるとこの地域の歴史の一旦と古の時を感じ取ることができると思います。
すぐ裏手は前熊の住宅ですが、この一角だけは地元の人たちに守られている感じがします。
なんとも椿の趣きが味わいがある小さな古社。
椿の赤い花で埋め尽くされていた
上のGoogle Mapでは、秋葉社の住所の前熊根ノ上が表示されますが、載せた写真の様に、県道田籾名古屋線の道路脇に位置しています。すぐ近くに信号機のある交差点があり、田圃方面に曲がれば多度神社がある、そんな場所にあります。