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古墳の上にもうけられた田圃の中の岩作・直會(なおらい)神社【Nagakute Times】

撮影:2025年4月9日

直會神社から500mほどの北東方面の森の中に建つ郷社式内「石作神社」。直會神社はその境外摂社
長久手は西暦550年頃、定住しはじめた石作連(石工職人)が中心となる「石作郷」がはじまった長い歴史のある場所です
長久手のルーツに関心のある方はぜひこの「石作郷」石作神社の歴史をのぞいてみてください


祭神:神道留命 大道留命
石作神社の大祭日には「直會(なおらい)の儀」があり、石作神社の宮司、氏子総代のもと一同が会食する直會の儀式がとり行われます

御造営の由来が記されています。大正時代初期にも田圃の中のこの同じ場所に、半分ほどの面積で現在の桜でなく杉の木立があったといいます

稲穂が黄金色に輝くこの地は、かつて「岩作八景」の一句が謳われた地でもありました

直會神社東側の岩作地区の田圃。奥に愛知医科大学、右手奥の森に石作神社が鎮座しています(撮影:2004年10月)

この道路の先100mに直會神社があります(撮影:2004年10月)

右手後方に見える白い建物が県立愛知医科大学です。聞くところによると医大に入院されていた方が回復し退院されると直會神社に「ありがとうございました」と感謝を伝えにお詣りに来られるそうです

この記事を書いた人
1960年 長久手生まれ。上郷保育園、長久手小学校、長久手中学校へ。菊里高校、青山学院大学英米文学科卒。英字新聞部「青山トロージャン」所属。編集プロダクションのMatsuoka & Associatesにて学び、編集工学研究所入所。 1990年、洋書写真集・美術書をリースするArt Bird Books設立、1992年中目黒駅前に店舗を構える。2009年から代官山蔦屋書店にて主に写真集のブックコンシェルジェとして勤務。2020年、Uターンで地元長久手に戻る。 『Canon Photo Circle』誌の写真集コラムを1年間連載後、「長久手タイムズ」を始動。

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