大型マンションが建ちさらに人口が増加している長久手西部地区で、新たに「業務スーパー」がオープンしました(実際のオープンは7月4日)。運営は「業務スーパー」にフランチャイズ加盟して店舗運営を行なっている神戸で創業した株式会社G-7スーパーマートです。
全国でこの長久手店が最も最近オープンした店舗で、長久手店を入れなんと194店舗という「業務スーパー」最大のフランチャイズグループです。
場所は香流通りのほぼ名古屋との市境。藤が丘駅まで徒歩で12分くらいの場所。この近くにはフレンドタウン長久手内にある平和堂長久手店と少し離れて清水屋藤が丘がある。商業ビルやマンション、一戸建てが密集しておりその間隙をぬった場所といえよう。
機動力のある中規模での出店ということもあり、香流通り沿いに面した駐車場には20数台程の駐車スペースしかないが、徒歩圏・チャリンコ圏でも密集エリアなので射程圏内に不足はないだろう。オープンセール期間は駐車場の出入り口が混雑することもあり駐車誘導員が5人もいて手厚く誘導していた。
ついにあの「業務スーパー」が長久手進出。「どこ〜下山かね。いつ行ったきりだね、今度藤が丘行くとき、まあ慌てんでもええけど一度行ってみたるか〜」という声が聞こえてきそうである。そういう人に限って翌日行ったりする。新しもの好きな人多いもんで。
「業務スーパー」は、株式会社神戸物産が打ち出した食の製販一致の「事業ブランド」の一つで、全国全都道府県に約1,000店舗を出店する巨大ブランドである。その巨艦「業務スーパー」にフランチャイズ加盟しているのが株式会社G-7スーパーマートで、兄弟のように神戸界隈が創業地。神戸物産は兵庫県加古川市。
リニモ公園西駅前に2025年2月に開店予定のベイシアが関東創業で、今回が関西創業の「食」の巨大グループ。おりしも長久手の東端が関東のスーパー、市の西端が関西のスーパーと、市内のスーパー地図が少しづつ書き換えられようとしています。
全国の地方では、スーパーが減少していく中、現在長久手にはスーパーは10店舗(+タチヤ長久手店:住所は尾張旭)にさらに増加している。やはり基本的には人口増が決め手になっているのだろう。
10数年前なら間違いなく「G-7グループ 藤が丘店」という店名になっていただろう。
G-7 グループの創業は1975年。最初の店舗は、兵庫県加古川市のボウリング場駐車場内でのカー用品店「オートセブン加古川店」である。会社名の「セブン」はボウリング場の名前からとっている。「G」は「グローバル」「ガッツ」「グループ」を表す。
カー用品店からスタートしたこともありクルマ関係の事業も続いており、当初は「オートバックス」のフランチャイズに加盟していたが、現在は逆転しG-7 ホールディングス傘下にあった「オートバックス」は分社化され、現在は株式会社G-7・オート・サービスとなっている。
またアピタを経営するユニー(株)の傘下にあった99イチバの株式を取得し東京や神奈川中心部に「miniピアゴ」をドミナント展開を加速化。
またG-7 グループはTSUTAYAのフランチャイズ事業も行っており、まさにフランチャイズ事業の専門集団でもある。
G – 7グループは、「業務スーパー」と「オートバックス」を事業の核に、全国に躍進しているメガフランチャイジー
フランチャイジーとは、フランチャイズ契約を募集する本部(フランチャイザー)に対する「加盟店」を指します。
フランチャイジーは、本部のフランチャイザーに対価としてロイヤリティ(加盟料)を支払います。フランチャイザーは契約した加盟店のフランチャイジーに対し、商標や開発した商品・経営ノウハウなどを提供します。
フランチャイザーとフランチャイジーの関係はあくまで対等。加盟店のオーナーも事業主です。
式会社G-7 ホールディングス ひと目でわかるG – 7 ホールディングス」より
名古屋・藤が丘方面から見る。香流通り沿いで、長久手に入ってすぐの所。
オープニングセールで、渥美半島産の大きな2LとL玉サイズのスイカが2玉、なんと2,000円でした。2Lサイズは最近は1玉2,700円ほどなので私もついつい購入してしまいました。オープン4日後の土曜に購入。
G-7スーパーマート、は、関西創業で地盤の兵庫や大阪にもにも多くの店舗を持ちますが、なんと昨今の進出で愛知県に一番店舗数が多くなっています。長久手下山店が最新で計29店舗。
長久手で生活すれば藤が丘の成城石井やタチヤ以外、なかなか他の自治体のスーパーを訪れることはないかと思いますが、G-7 スーパーマートは隣の瀬戸市や日進赤池、豊田や守山区や天白区にもすでに進出済みでした。
他の都道府県の進出先は、東京、神奈川、千葉、北海道、福岡あたりが15~20店舗ですが、神戸物産の「業務スーパー」よりかなり少ないものの全国規模で展開を見せています。
「株式会社G-7 ホールディングス ひと目でわかるG – 7 ホールディングス」より