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徳川園、白鳥庭園を作庭した佐竹三喜雄氏の手による愛・地球博記念公園「日本庭園」の秋(1)【長久手タイムズ】

「日本庭園」の監修をされたのは野村勘治

当時、造園にかかわった石屋さんによると、巨石はどれも価格が高額になる「景石」ではなく、自然石を割った石をあれこれ工夫して景石として石組し造りあげたようです。巨石は、木曽石と恵那蛭川(ひるかわ)石です。

白鳥庭園の巧みに石組は、佐竹三喜雄氏が師事していた京都の川崎幸次郎氏(特に数寄屋の庭造りに優れた)と佐竹三喜雄氏によるもの。池泉回遊式庭園である。

茶室・香流亭。茶室の至るまでの露地の景は、愛知にもゆかりのある「伊勢物語」の情景が反映されています。めだか池の州浜から湿地の水辺となり舟屋を模した腰掛待合があります。

遠景に黄葉を配した紅葉

この記事を書いた人
1960年 長久手生まれ。上郷保育園、長久手小学校、長久手中学校へ。菊里高校、青山学院大学英米文学科卒。英字新聞部「青山トロージャン」所属。編集プロダクションのMatsuoka & Associatesにて学び、編集工学研究所入所。 1990年、洋書写真集・美術書をリースするArt Bird Books設立、1992年中目黒駅前に店舗を構える。2009年から代官山蔦屋書店にて主に写真集のブックコンシェルジェとして勤務。2020年、Uターンで地元長久手に戻る。 『Canon Photo Circle』誌の写真集コラムを1年間連載後、「長久手タイムズ」を始動。

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