『今回、私、Hiroki AOYAMAが選定する<長久手発サイクルコース8選>の第3回目のコースを紹介します。<サイクルコース8選>は長久手を出発地とする爽快なサイクリングコースのセレクションです。私自身、長久手出身で現在も長久手先達に住み、時間が取れればあちこちを愛車で走行しています。愛知県は、少し行けば海があり、山々や大きな河川があるだけでなく、長久手の地の様に日本史でも重要な史跡や見事な城郭が各地にあります。
今回は尾張の地で、10年間織田信長の城であった清洲城を目指し、さらに木曽三川公園を巡りました。長久手市は清洲城と同じく尾張ですが尾張の一番東端なので、その尾張の地を東から西へと横断するコースとなりました。尾張の風を感じるにはもってこいのコースでした』青山弘毅
今回は、長久手古戦場公園から、清洲城へのライドです。
長久手出発のサイクルコース
❸戦国武将コース
「長久手古戦場公園 → 清洲城+木曽三川公園」
走行距離 片道約60.5m、往復約121km
走行時間 6時間50分
ランチ&休憩 60分
長久手市西部にある聚福院(じゅふくいん)は、もともと清洲にあった曹洞宗のお寺です。尾張三十三観音霊場の第31番札所です。江戸初期(1609年)、徳川家康公によって名古屋城築城に伴い清洲から名古屋へ遷府が指令されました。清洲の城下町もごっそり名古屋城下に移転され、その際に移築した寺院です。昭和42年に名古屋から長久手の地に移築されました。清洲と長久手を結ぶ重要な場所です。
清洲城を越えたあたりから心拍数が上がっていったのが分かります。昼食で休憩後、徐々にまた上昇していきました。有酸素運動は3.6とグリーンな位置をしっかりと叩き出しました。
長久手市の高度は約60mなので、グラフの両脇が軍と上がっています。尾張は西へ西へと平地になっていくので高度は比例して下がっていくのが分かります。
木曽三川公園となると濃尾平野を形作った大きな三つの川(木曽川、長良川、揖斐川)の流域なので高度は0mに近くなっていきます。
清洲城は、織田信長公が天下布武への足がかりとした城として名高い城です。桶狭間の戦いにも清洲城から出陣しています。約十年間、信長は清洲城を居城としていました。
信長亡き後に、信長の後継問題と土地の再分配を巡って「清洲会議」が開かれたことでも知られています。現在の城は平成元年(1989年)に築城されたものです。
木曽三川公園は、木曽川・長良川・揖斐川の木曽三川がつくり出した広大なオープンスペースという独特な自然環境を活かした広大な公園。
愛知県、岐阜県、三重県にまたがる日本一大きい国営公園です。
木曽三川公園の北側にひっそりと佇む味と隠れた名店の「魚信」。川魚料理専門店であるが鰻もまたコスパもよく絶品。
木曽三川公園までライドした理由の一つがこの鰻だった。ライドの程よい疲れと鰻は相性抜群だ。