長久手市内では、「農」をテーマとしたコミュニティづくりがあちこちで行われていますが、古民家の空き家と昔ながらの庭をリノベーションした拠点があるケースはここだけかも知れません。それがイベントハウス「terra terra地球寺」、今から4年前の2016年6月にスタートしました
terra terra 地球寺のはじまりは、ゆんた鍼灸治療院とカフェ「スルス」。そして毎月第3金曜日には、古民家と庭でプチマルシェが開催され、地域の人たちが集い、つながり合い、交流できる「場」に
今回、5月第3金曜日にお伺いしました。その時の様子をレポート
石作神社のこんなすぐ近くにあった「地球寺」。次回のプチマルシェの日、寄ってみられてはいかがでしょう!
プチマルシェは毎月第3金曜日開催!
テラテラ地球寺へは、石作神社の西側の通りを奥に入っていきます。通りには長久手市の指定保存樹木「クロガネモチ」が生い茂ります
右の写真は石作神社拝殿
石作神社の西隣にある改修された古民家。そこは集い、学び、つながる寺子屋のような場所
詳細はこちら→テラテラ地球寺 instagram
青く塗られた古民家が目印になっているテラテラ地球寺
右の写真:奥の森の中に石作神社、中央の古民家がテラテラ地球寺(古民家の北側にあるNバスの停留所「立花」辺りより望む)
テラテラ宇宙寺でしか話せないような不思議な体験談や神社や宇宙のことで盛り上がってました
お庭は以前、長久手前市長の吉田一平さんが訪れた時に、市のガバメントクラウドファウンディングを利用してみたらどうかということで、調達できた資金で改修することができ、また市の福祉課の皆さんにも事務面の応援があって前にすすむことができたとのこと
テラテラ地球寺をオーガナイズしている愛称ずんちゃん(ひらまつみよこさん)
地産地消のお野菜をもちいたランチを提供するカフェスルス(cafe source)を運営。アーティストでもありアップサイクルを広める活動もしています
「4年前、まだ庭に古いブロック塀があって思うような庭ができなくてとどうしようと思っていました。皆で力をあわせてこの場所をつくっていくと、ここだったら何が起きても大丈夫!っていう感覚になってきたんです
「terra terra 地球寺」という名称は、この古民家と同じ敷地内にある「ゆんた鍼灸治療院」のてんちゃんが、「寺子屋」と「地球」と「学校」の意味をミックスした言葉として、「テラテラ地球寺」という名前を付けてくれてスタートしました
空き家の活用モデルや地域で何かやりたいことがある方々の参考になればとも思っています。ぜひ一度足を運んでみてください
興味や波長の合う人たちにも自然と出会えたり、つながり合うこともできると思います」(ずんちゃん談)
左の画像は、愛知県出身の作家・大島真寿美さんたちが未来の商店街をえがいたオムニバス小説『明日町のこんぺいとう商店街』(2013年 ポプラ社)。
この書籍の中で描かれた一軒目のお店が「カフェ スルス」で、その名前がそのままterra terra宇宙寺にある「カフェ スルス」になっています。
テラテラ地球寺で活動するずんちゃんたちがこの小説の中で登場しているとのこと
ずんちゃんによれば、現在、現実が未来を描いた小説のストーリーををちょうど追い抜いていったところとのことです
作家・大島真寿美さんは、『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』(2019年)で直木賞を受賞しています
5月の出店者さん:
ヒフミヨイ農園さん(黒米とグッズ)・やおしょうさん(有機無農薬野菜)・すずき商店さん(調味料)・玄米baseキッサコ(酵素玄米おにぎり)・gnome at table(季節の焼菓子、チャイ)・ルパンファームさん(無農薬蓮根)・足ツボ整体くすのき(円環足つぼマッサージ)・はすのみのりえさん(モーニング)・想色倖房(カラーセラピー&QX-SCIO<波動測定修正機>体験)
ヒフミヨイ農園さんの黒米とグッズ / カフェスルスさんの地産地消の無農薬野菜たくさんの豪華ランチ!
左から:だいちゃん(ビーガンとちんすこう)/玄米baseキッサコちゃん(酵素玄米おにぎり)/gnome at tableのりさちゃん(季節の焼菓子、チャイ)
石作神社の合紀祭神「菊理姫命(きくりひめ)」がテラテラ地球寺を訪れる人たちのご縁を結んでくれているんですよ、というお話し頂きました
右の写真は、やおしょうさんの新鮮な有機無農薬野菜!