長久手市の人気の紅葉スポットの一つ「色金山歴史公園」(Iroganeyame Historrical Park)の紅葉が今年は今週がピークです!
今回は茶室「胡牀庵(こしょうあん)」にある立礼席と枯山水の日本庭園へ。
静寂のなか、抹茶を一服いただきながらの紅葉狩りの麗しい時間は何ものにも変えがたいですね。
開館時間:月曜休み 9時30分〜16:00(抹茶体験は、13時30分まで)
茶室「胡牀庵(こしょうあん)」は、織田信長の実弟の大茶匠・織田有楽斎が手がけた国宝茶室「如庵(じょあん)」を模した「庵」。立礼席や二つの和室があります。ちなみに犬山の国宝「如庵」は内部非公開(特別見学会のみ)とのこと。
犬山市にある「如庵」は、茶道文化史上貴重な遺構とされ、京都山崎妙喜庵内の「待庵」、大徳寺龍光院内の「密庵」とともに、国宝茶席三名席のひとつとされる至宝です。
「胡牀庵」ではそんな歴史を感じながら抹茶をいただくことができます。
こちら犬山市「庭園・有楽苑」にある国宝茶室「如庵」。範としているだけにそっくりです。
「犬山観光情報」サイト open dataより
静寂な枯山水の庭園を望見ながら気がるに抹茶体験ができる立礼席。抹茶体験に和菓子もついてなんと一服250円(市の補助が出てます)。長久手の人気スポットです。
「ウォーキングの後にこうした一服できる場所があるのは、すごくありがたいんですよ。素敵な大ぶりの器で抹茶をいただき、美味しい和菓子。長久手の外から訪れたんですけど、色金山のこの場所、とても寛げて気に入ってるんですよ」(皆様のお話)
立礼席から扉を開け野点広場、月見台のある枯山水のお庭へ
和室、そして国宝・如庵を手本にした茶室「胡牀庵(こしょうあん)」へと歩をすすめます
立礼席と茶室の間にある広い和室。「さつきの間」「かえでの間」。
利用料も2〜3時間で、370円〜460円というお手頃価格で利用できる
織田信長実弟の大茶匠・織田有楽斎は、本能寺の変の後、豊臣秀吉と家康方につくことになった織田信長の子息・織田信雄の和睦を図るため尽力したと伝わっています。おそらく茶室が用いられたに違いありません。