愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内にある「日本庭園」は、名古屋の二大庭園と言われる「徳川園」と「白鳥庭園」を作庭した庭師・佐竹三喜雄氏が造園した庭園として知られます。石組に秀でた回遊庭園の「主庭」とはまた異なる、大空と森林の色が映し出されり池泉庭園(ちせんていえん:water garden)もまた格別です。あちこちに思わぬ「点景」と出会えます。
モリコロパークのメインゲートから入園されると庭園まで遠いので、クルマで来園された方は西口駐車場から向かうと良いでしょう。
回遊路からのかえで池。
「日本庭園:導入の庭:北庭」「南庭」と異なり極めてモダンな完成で作庭されています。石灯籠と3つの古橋がある伝統的な渓谷の庭の「南庭」とは50mほどの所。古えの情趣溢れる「南庭」と、あわせて見るのがお勧めです。
「導入の庭:北庭」から「めだか池」の畔を散策し茶室のある方へ。主庭はさらにその向こう側に広がる。
モリコロパーク内の15ケ所にある「ジブリパーク」の置き忘れもの。これはタケノコ、、多分一番大きな大きな忘れ物だと思われます。忘れ物場所としては最も発見が難しい場所にあるかも。それだけに先から見えるように巨大にしたのだろう。
「めだか池」の畔にある竹で作られた鄙びた門構え。
「かえで池」の水面もまた秋となる。
「日本庭園:導入の南庭」を望む。この奥に3つの橋がかかった渓谷の庭である少し険しい「南庭」がある。
かえで池、白石のある州浜の流線型も美しい。『伊勢物語』の「伊勢・尾張のあはひの海づらを行くに、浪のいと白く立つを見て『いとどしく過ぎゆくかたの恋ひしきにうら山しくもかへる浪かな』となむよめりける」と見立てられている。
「日本庭園」の西側に広がる林床花園の森林の中を抜けていくとジブリの大倉庫へ。