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長久手でも採石された名古屋城石垣:香流川猪鼻堰跡残石群【Nagakute Times】

「香流川猪鼻堰跡(いのはなせきあと)残石群」に現在も当時の残石の一部が露出しています

西国大名20家によって築かれた名古屋城の石垣。天守台の石垣は、城づくり名人の加藤清正が担当

公儀普請による基礎の根石置きがはじまったのは1610年。石垣の石には各藩の「刻印」「刻紋」が刻まれている
最初の頃の石垣は、自然石をそのまま用いたような積み方の「野面積み」

「猪鼻堰跡残石群」のうち、花崗閃緑石は香流川上流の北熊の「石場」地区(モリコロパーク・ジブリパークの南側)で採石され、香流川に浮かべて猪鼻堰まで運んだとされます
江戸時代からあった「石場」という地名は現在に至るまでそのまま用いられています

この記事を書いた人
1960年 長久手生まれ。上郷保育園、長久手小学校、長久手中学校へ。菊里高校、青山学院大学英米文学科卒。英字新聞部「青山トロージャン」所属。編集プロダクションのMatsuoka & Associatesにて学び、編集工学研究所入所。 1990年、洋書写真集・美術書をリースするArt Bird Books設立、1992年中目黒駅前に店舗を構える。2009年から代官山蔦屋書店にて主に写真集のブックコンシェルジェとして勤務。2020年、Uターンで地元長久手に戻る。 『Canon Photo Circle』誌の写真集コラムを1年間連載後、「長久手タイムズ」を始動。 mail address:nagakutetimes@gmail.com

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