長久手市内の秋の紅葉の名所といえば、モリコロパークの日本庭園や色金山歴史公園(茶室の枯山水庭園も含む)がトップ2に上がってきますが、市の南部の丘陵の中、愛知県農業総合試験場にある1km程に及ぶ真っ直ぐな紅葉並木も必見。こちらは日本情緒溢れる紅葉ではなくアメリカ中南部の風景になりますが。リニモの芸大通駅から徒歩で10分ほどにあります。
今回昨年とまったく同じ日の11月11日に立ち寄ってみましたが、今年は昨年よりも一週間ほど紅葉が早かったようでした。恐らくは異常な猛暑が影響しているのではとと勘ぐりたくなりますが、今年の夏の天候は葉への影響はあまりないとの見解もあり定かではありません。
では、その様子を含め、ご紹介致します。
愛知県立芸術大学と同じ方角に向い、少し奥に入った所に農業総合試験場があります。
一本通りの並木は農業総合試験場のすぐ右手から始まります。もちろんクルマでも行けます。
私が今日、訪れた時間帯だけでも、クルマ(恐らくマイカー)の撮影から、女性お二人でのポートレイト撮影だったり、もちろん景色の撮影と6、7人が撮影に来ていました。
この写真は、農業総合試験場の入り口から逆方向にある農業民俗館(閉館)の前の紅葉の様子
こちらの動画はちょうど同じ日の1年前のもの(撮影2023年11月11日)
この紅葉の木は、モミジバフウ(紅葉葉楓 Liquidambar styraciflua。あるいはアメリカフウ)といってアメリカのニューヨークより南部フロリダのディズニーワールドあたりまで、そして中南部エリアに広く分布する高木の落葉広葉樹です。
日本での高さは20〜25mほどとのことですが、アメリカでは45mにもなるそうです。
日本へは大正時代に渡来した樹木と言われ、公園樹や街路樹にも植えられているモミジの樹木です。長久手市内にも各所の街路樹となっています。
今年の並木道の様子。紅葉した落ち葉が相当あった。
紅葉の小径がつづく近くの「農業民俗館」(現在閉館)へ
紅葉の並木道は、農業総合試験場の入り口の左側の小径へと続いています。
奥に県農業総合試験場や畜産研究部、園芸研究部、園芸種苗センターがある広大なエリアがあります。
「農業民俗館」がある場所より奥は、立入規制区域となっています。(下の地図で、立入規制区域をご確認ください)
ところが、 「農業民俗館」は10年程前に閉館していました。展示物は近くの農業啓発館に移動したとのこと。確認取れればまたレポート致します。
なかなか立派な建物だった様子、、。
立て掛けてあった長靴は、恐らくこの場所で現在受け渡しがなされている発酵乾燥鶏糞の作業のためか。
愛知県農業総合試験場MAP 愛知県のオープンデータ資料より