長久手温泉「ござらっせ」の近くに「長久手ふれあい農園・たがやっせ」があります。有機野菜・無農薬野菜づくりを自力で初めて見たいが最初は教えてもらえたら助かるという方にはぴったりだろう。
周囲は緑の丘陵で暑い日には休憩室で一服しひと休みもでき、歩いて2分で「あぐりん村」もある。散歩がてら自分農園でつくりたい野菜をつくって収穫し、季節ごとにまた別のタネを植えて育てる。分からないことがあれば週末には栽培指導もおこなってくれる。
「たがやっせ」は、「農のある暮らし・農のあるまち」を目指す「長久手田園バレー事業」の一環ですが、初心者も気楽に自分のテンポではじめられるとのこと。今後ますます「食」や「農」は重要になってくる。小さいながら「農園」を持っていることは今やちょっとしたステイタスのような気がしてくるこの頃である。
「たがやっせ」は全66区画。1区画当たり30平方メートル。利用期間は2年で、2年延長できる。
週末には「一般社団法人長久手アグサポ倶楽部」が栽培指導を行っています。また初めての方のお手本になるよう同じ場所で「モデル農園」の栽培も行われています。
近所の前熊に住んでられる北野さん。広島出身で四国の松山など仕事柄、西日本各地に暮らしたことがあるなかで、長久手に来て15年、ここはほんとにいいところと実感しているといいます。
「たがやっせ」をやり始めて今年で3年目で、ここで採れる無農薬野菜は本当に美味しくて、お友達に渡すとすごく喜んでくれるんですとのこと。これまでは美味しい野菜をいつも頂いていてばかりだったけど、ここで栽培するようになってお分けすることができるようになり、しかも美味しいと喜んで頂いてます。
どの野菜も本当によく育ち、すべてがみずみずしくて、「食べてみて!」とレタスと玉ねぎとペパーミントを土からもいでくれた!
ありがとうございました!
「100均で購入したタネもぐんぐん成長しすごく美味しいんですよ! 農協さんのタネもいいけど量が多いでしょう。私のところはこのほんの1区画だから100均のタネの量で間に合っちゃうんです」(北野)
もぎたてのみずみずしい野菜!
右手奥に少し見える建物が長久手温泉「ござらっせ」。左手は前熊の住居が居並びます。