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<となりのレトロ> 長久手の喫茶文化とともに「I.C.スズキ」【長久手タイムズ】

「I.C.S. = I.C.スズキ」というちょっと風変わりな店名には、名古屋と長久手の喫茶文化の歴史の一端の物語があります。

創業は1978年で今から約46年前。創業時は長久手でなく愛知県内を数カ所転々とするなか、長久手の大規模な区画整理事業のことを知り、将来発展するに違いないと考え前店主が長久手の地へと移転してきたとのことです。


昭和なピンク電話にミノルタヴィンテージカメラ

ピンクの時代もののソファー。昭和の喫茶店がそっくりそのままここにあります。


前店主(12年余り前にお亡くなりに)が大事にしていた漫画本の棚。

店内に流れるのはタンゴやボザノバ、ハワイアンなど。60~80年代へとタイムスリップさせてくれます。昭和なレトロな独特空間に不思議と馴染むサウンドが出迎えてくれます。以前モーニングで訪れた時は、朝なのに、懐かしい「城達也のジェットストリーム」が流されていました。

大きな傘のある電球が室内の柔らかく落ち着いた光と空気をつくり出しています。

この記事を書いた人
1960年 長久手生まれ。上郷保育園、長久手小学校、長久手中学校へ。菊里高校、青山学院大学英米文学科卒。英字新聞部「青山トロージャン」所属。編集プロダクションのMatsuoka & Associatesにて学び、編集工学研究所入所。 1990年、洋書写真集・美術書をリースするArt Bird Books設立、1992年中目黒駅前に店舗を構える。2009年から代官山蔦屋書店にて主に写真集のブックコンシェルジェとして勤務。2020年、Uターンで地元長久手に戻る。 『Canon Photo Circle』誌の写真集コラムを1年間連載後、「長久手タイムズ」を始動。

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