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モリコロパークの5月:西口から散策







西口からすぐに池の向こうに「ジブリの大倉庫」が見えてくる

ジブリの大倉庫の向こう側、林床花園の入り口に不思議な形をした大きな建物「稲楼門」が見えてきます。
2018年まで名古屋の中村区に存在していた有名な旧料亭「稲本の門」が移築(復原)されたものです。

料亭の前身は、1923年に名古屋の大須から移転された中村遊郭で、1957年には「旅館」となり、その後、料亭「稲本」として長らく営業していました。
名古屋都市景観重要建築物に指定されています。

2009年に営業を終え、2018年に解体される際に、スタジオジブリが現場を視察。楼門を譲り受け解体保管、後にジブリが愛知県に寄付しています。2022年10月、ジブリパーク開園前に半年あまりの建築工事を終え使用開始。
反りのある入母屋屋根には織部焼の瓦(織部瓦)が敷かれています。また左右には朱色のべんがら塗りの袖塀が森の緑を背景に映えています。

この記事を書いた人
1960年 長久手生まれ。上郷保育園、長久手小学校、長久手中学校へ。菊里高校、青山学院大学英米文学科卒。英字新聞部「青山トロージャン」所属。編集プロダクションのMatsuoka & Associatesにて学び、編集工学研究所入所。 1990年、洋書写真集・美術書をリースするArt Bird Books設立、1992年中目黒駅前に店舗を構える。2009年から代官山蔦屋書店にて主に写真集のブックコンシェルジェとして勤務。2020年、Uターンで地元長久手に戻る。 『Canon Photo Circle』誌の写真集コラムを1年間連載後、「長久手タイムズ」を始動。

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