長久手市文化の家では「長久手寄席」が毎年開催されています。昨年は人気の落語家の好楽・小遊三師匠の一席がもうけられていました。長久手にはプロやアマチュアの一席をたしなむ落語ファンが結構いらっしゃいます。市内自治会やスポーツ振興も含め幅広く活躍するアマチュア落語家の「長久亭見自貝(みじかい)」こと山田卓次さんもその一人。昨年に続き今年も3月に東海地方の落語の殿堂「大須演芸場」での「ハッピー落語会」で一席設けられました。今回「大須演芸場」での寄席の一部を映像にてお届けいたします。
名古屋市中区大須、大須観音のすぐ近くにある「大須演芸場」。半世紀以上の歴史がある東海圏で唯一の寄席として知られています(1965年開館)。ビートたけしや明石家さんまらも駆け出し時代に出演している。
現在、定期的に出演する落語家、芸人は、名古屋を拠点とする登龍亭獅籠、登龍亭幸福、柳家三亀司、アンダーポイント、タックイン、おばけ、双六人間、旭堂鱗林、旭堂左南陵、登龍亭福三、登龍亭獅鉄、酒井直斗、マジックのマギー審司(不定期)ら。漫才は名古屋よしもと所属とのこと。
「皿屋敷(お菊の皿)」。いつも好評な「まくら話」からはじまります。記録映像:青山典正
「長久亭見自貝」こと山田卓次さんは、長久手の古戦場史跡「血の池公園」の近く、長久手合戦(1584年)で焼失した長久手城がかつてあった城屋敷の地に生まれ育つ。元岡崎信用金庫職員で金庫退職後に落語を学び始めたとのことですが、落語家としての素質、気質が元々あったこともありあれよあれよと上達。あちこちで評判となり昨年も、長久手市内の小学校や西尾市実相寺の文化例会、豊田の足助病院でも一席。
記録映像:青山典正
記録映像:青山典正
「大須演芸場」
「大須演芸場」
記録映像:青山典正