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長久手里山には<日本の有機珈琲>のパイオニア「OKINO 」がある【長久手タイムズ】

有機JASの認定を受けた焙煎工場で加工。収穫後のポストハーベストや輸入時のくん蒸処理も行われていない生豆。栽培から加工まで全ての段階で登録認証機関によるオーガニック認定を受けたもの。精緻な基準と厳しい管理をクリアした原料のみがOKINOで使用されている。

今日の「有機珈琲」の先駆者である沖野洋さん。南米や東南アジアのコーヒーの現地での栽培、加工・流通・各国のコーヒーメーカーや珈琲組合の歴史と現状、さらにはコーヒー相場まで、有機コーヒー業界のパイオニアとして、国内外のコーヒー業界で広く知られています。

株式会社OKINOの建物の3階から東方の里山エリア、モリコロパーク方面を望む。

沖野さんが日々焙煎を行っている焙煎機。オーガニックコーヒー専用の特別な焙煎機である。
オーガニックコーヒーの認定基準:「農薬」「殺虫剤」「化学肥料」が未使用の土地で栽培・採取されたものであることが義務づけられています。また、コーヒー豆の焙煎工程・加工工程でも、もちろん「添加物」「加工補助剤」の無使用。
有機JASマークが認定証明になっています。

グアテマラの珈琲豆の場合、高地で採れた豆が最上級クラス「SHB=Strictly High Beans」。山の中腹が「HB = High Beans」とつづき、OKINO COFFEEは、最上級クラス「SHB=Strictly High Beans」のみの豆を使用。

有機レギュラーコーヒーの製造(+委託製造)に加え、有機インスタントコーヒーへの小分け加工も行っており「CUZCO」ブランドとして日本中に流通しています。JAパルシステム、生協などを通しても取り扱われています。有機レギュラー、有機インスタントのすべてにわたって「オキノブランド」の品質と価値が貫かれています。


「何気なく飲む一杯の珈琲は、社会、環境、経済、技術、信頼関係、社会貢献などとかかわっています。目の前の珈琲一杯には地球規模のストーリーがあり、それらのすべてが紡がれて心地よく昇華されたものが<品質>になるとの考えがベースにあります」

珈琲を粉に挽く際、美味しさを追求するため、段階的に細かく挽ける臼(うす)と同じ様な方法として「グラインド方式」を選択しています。
最後の工程として、珈琲豆の銀皮(シルバースキン)をできるだけ除去。「カッティング方式」や「プロペラ方式」は採用していない。


「OKINO」のオフィス兼作業工場がある長久手東部の里山。「OKINO」から50mほど香流川沿いに出れば広い田圃の風景が広がっている。

株式会社オキノ 住所:愛知県長久手市平地7番地 
連絡先:0561-63-8315(前日のオーダーも可。直接受け取り、あるいは配送。詳細はご確認ください)
希少性の高い商品のため在庫が確保された品のみ可能な限りお渡し、配送可能とのことです。

この記事を書いた人
1960年 長久手生まれ。上郷保育園、長久手小学校、長久手中学校へ。菊里高校、青山学院大学英米文学科卒。英字新聞部「青山トロージャン」所属。編集プロダクションのMatsuoka & Associatesにて学び、編集工学研究所入所。 1990年、洋書写真集・美術書をリースするArt Bird Books設立、1992年中目黒駅前に店舗を構える。2009年から代官山蔦屋書店にて主に写真集のブックコンシェルジェとして勤務。2020年、Uターンで地元長久手に戻る。 『Canon Photo Circle』誌の写真集コラムを1年間連載後、「長久手タイムズ」を始動。
コメント (1)
  1. WilburJ より:

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