端午の節句・子供の日が近づいた4月29日(日曜)に杁ヶ池公園に鯉のぼりが泳ぎだしました。一昔前にはご家庭で大きな鯉のぼりをあげたものですがマンション住まいではそれも難しくなります。それでも幼稚園や保育園では「こいのぼりの歌」を一緒に歌ったり、小さなこいのぼりを作ったりします。
そんな子供たちは街の中で鯉のぼりを見つけると「あっ、こいのぼりだ!」と大喜び。
杁ヶ池公園の沢山の鯉のぼりを見つけて、あちこちで子供たちの歓声があがっていました。
鯉のぼりが泳いでいるのを見つけると小さな子供たちは自然と走りだします!
杁ヶ池公園に鯉のぼりがあがるようになったのはいつから? 何がきっかけで?
杁ヶ池公園にある樹木の樹銘板を取り付けられたり、公園の樹木や生態系や水質、公園の将来への展望などについて発信し具体的に取り組まれている駒村和廣さんによるとはじめたのは6年前とのこと。
駒村さんによると、杁ヶ池公園に鯉のぼりをあげたらどうだろう、という話しは地元連合会と社会福祉協議会(CSW)の会合の席で話があがったとのことです。当時、連合会役員だった駒村さんと他の役員の方たちと協力し各家庭にねむったままになっている鯉のぼりがあったら持って来て欲しいということになり、駒村さんの自宅に次々に鯉のぼりが持ち込まれ64匹になったといいます。一年目はそこから25匹があげられたとのこと。
橋の上での掲揚は可能だった? 駒村さんが図面を書き行政の許可を得て希望だった橋の上にあげることができたとのことですが、橋の端から端までは使用許可がおりなかったとのこと。そのため橋の南側の半分だけに。
コロナ禍で途中の3年間はあげられませんでしたが、連合会、自治会、NEXPO(長久手・万博継承会)、CSW(社会福祉協議会)の皆さんが協力して毎年鯉のぼりをあげてられます。
鯉のぼりは橋の上にあげられているので風が吹かないと、尻尾がだらりと降りてきます。子供たちにとってその様子もまた楽しくて鯉のぼりに触ったり。予想もしない場所に大きな鯉のぼりが泳いでいると子供たちだけでなく大人もまたびっくりと同時に和みます。