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明治初期、北海道を旅した長久手の22歳の若者・戸田鉷四郎の旅日記が凄いぞ! 町田悟・歴史伝承学研究所【Nagakute Times】

明治時代初期、戸田鉷四郎氏が日本を旅したわずか8年前の1878年、イギリス人の女性旅行家イザベラ・バードが来日し東京から北海道まで陸路旅しています。その旅が旅行記として1880年に出版されています

清水港からの景
戸田鉷四郎氏はこの日記の特徴として江戸時代の情緒と近代化が同居しはじめた各地の様子があらゆる分野にわたって記され描かれたと語ります

江ノ島の景

小樽港の海岸 汽車のトンネルの景
なぜ戸田鉷四郎が北海道を目指したのか。それは鉷四郎のすぐ上の兄の平川勇記(鍋三郎)が、20歳で同志と共に徳川開墾地となった八雲の地に移住していたためだった

戸田鉷四郎が目指した北海道・八雲の場所がこちら。今日では函館からJR函館本線の特急で約1時間で到着

八雲村より札幌県への往復が道中明細地図として原本に挿し込まれています

この記事を書いた人
1960年 長久手生まれ。上郷保育園、長久手小学校、長久手中学校へ。菊里高校、青山学院大学英米文学科卒。英字新聞部「青山トロージャン」所属。編集プロダクションのMatsuoka & Associatesにて学び、編集工学研究所入所。 1990年、洋書写真集・美術書をリースするArt Bird Books設立、1992年中目黒駅前に店舗を構える。2009年から代官山蔦屋書店にて主に写真集のブックコンシェルジェとして勤務。2020年、Uターンで地元長久手に戻る。 『Canon Photo Circle』誌の写真集コラムを1年間連載後、「長久手タイムズ」を始動。

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