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SATOYAMA WOODLAND Memoire (2)【Nagakute Times Photo Gallery】撮影:中野淳

『21世紀のこの時代、田舎に戻ると気づくことが沢山ある。子供の頃よりも少しずつ整備されていて、いつの間にか香流川も護岸工事で綺麗になり、野山は畑や住宅が散見されるようになっている。記憶の中で出会う村や町と明らかに変わっている。小さい頃は何が残り、何が変わりゆくのか、そんなこと気にもせず走り回って遊んでいたが。
それでも大人になってぶらぶらあちこち歩いてみると、あらためて良い所だなあとしみじみ感じる。なぜかとても美しい景色だなと感じるのだ。記憶の中の風景が美化されたわけではない。こうして目の前の風景を見ているのだから。なぜだろう。記憶にない場所もたくさんあった。まだ知らない場所だって沢山あるだろう。一枚の写真に、未視と既視が奇妙につながっている。あの風景は見ていたのか。それとも未だ見ていなかったのか。今後もカメラを手に探索していこう』 中野淳

使用カメラ:SONY α7 レンズ:KODAK Signet 35 Extar 44mm F3.5、Leica Super Angulon-R21mm F4

Nagakute Times PHOTO GALLERY

Writer
1960 年 長久手生まれ。長久手上郷保育園、長久手小学校、長久手中学校、愛知県立旭野高等学校、東京造形大学ビジュアルデザイン科卒。 TVCF 美術デザイン会社 サンク・アール入社後1997 年独立、有限会社 PaSSAGE. を 設立し現在もテレビコマーシャルなどの美術セットのデザインを 手がけ撮影現場も立ち会う。 造形大では写真家の故牛腸茂雄氏の授業を2年間受け写真を強く意識するようになり、仕事の現場ではプロカメラマンに刺激を受ける。愛機は SONY α7・Leica M5・Leica CL 都内品川区在住。

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