市内各所でほんのり紅葉が見られているので、今回昨年より1週間ほど早い11月6日に立ち寄ってみました。予想より早く紅葉がはじまっていました
例年より1週間ほど早かったのですが何人もの方達が思い思いに散歩されたり撮影をしていました
長久手市内の秋の紅葉の名所といえば、色金山歴史公園(茶室の枯山水庭園も含む)やモリコロパークの日本庭園あたりが上位に上がってきますが、こちらは日本情緒溢れる紅葉ではなく北海道やアメリカ中南部の風景に近いかもしれません
1キロつづくモミジバフウの樹はアメリカ産なので、一直線の並木道にはぴったりです
初めての方はどこかにタイムスリップしたような感覚になるかもしれません


この紅葉の木は、モミジバフウの樹(紅葉葉楓 Liquidambar styraciflua。あるいはアメリカフウ)
アメリカ・ニューヨークよりフロリダのディズニーワールドあたりまで、また中南部エリアに広く分布する高木の落葉広葉樹
日本へは大正時代に渡来した樹木と言われ、公園樹や街路樹にも植えられているモミジの樹木です
長久手市内にも各所の街路樹となっています
長久手市内の愛知県立芸術大学と同じ方角に向い、少し奥に入った所にある愛知県農業総合試験場内の並木道
映像で見るように並木道の中頃はまだ紅葉し切っていませんでした(11月6日撮影)
紅葉シーズンでは、が市内の他エリアより早くからまとまった紅葉が見られる場所としてよく知られるようになってきました
1キロほどつづく一直線の並木道はまるで北海道にいるような感覚になります
長久手と深い縁がある北海道・八雲町の紅葉
雲石峡の紅葉は、隠れ名所で道南八景の一つ


上の画像2点は、北海道八雲町の紅葉の様子
北海道八雲町は、明治維新の激動で、多くの尾張藩士が生活に困窮し他ため、1906年に初代長久手首長となった吉田知行(ともつら)氏が藩士たちの移住先として入植を指揮し開拓した土地です。吉田知行氏は尾張藩主・徳川慶勝(14代、17代尾張藩藩主)の側近でした
吉田知行首長は、晩年、自らまちの礎を築いた八雲に戻って亡くなったとのことです。そのため八雲町では今でも名古屋弁が聞かれるそうです
町の歴史を知ってられる町民は長久手のことを知ってられるとのこと
北海道を旅行される機会のある方は立ち寄られてみてはどうでしょう
日本で唯一、太平洋と日本海の両方に面した町とのことです!
一度訪ねてみたくなってきますね
北海道八雲町公式PR動画

稲の研究が実施されている稲穂の奥に見えるのは農業総合試験場の研究施設の一棟

温暖化に強いお米の新品種「あいちのこころ」
2025年、今年から販売された「あいちのこころ」(愛知135号)は、ここ愛知県農業総合試験場(長久手市)が、愛知県経済農業協同組合連合会と共同で開発した品種
「あいちのこころ」は、温暖化の環境に対して高温耐性があり品質が落ちにくく、白未熟粒(でんぷんが不十分な米粒)が生じにくく、しかも大粒で上質な味が特徴とのこと


紅葉の並木通りの終点すぐ近くにあるカフェレストラン
休日だったのか閉店(?)されたかもしれません。立ち寄りたい方はご確認お願い致します
牧歌的なとても素敵なお店のようです
