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長久手古戦場:かつて刀を洗った血の池の今

「小牧長久手の戦い」の長久手合戦主戦場近くにあった池の跡地である。この池で勝ち戦になった徳川方の武将、将兵らが刀や槍に付着した敵の血を洗い流したと伝えられている場所です。昔から合戦があった4月9日頃になると池の水が赤く染まったと言い伝えられています。

長久手古戦場公園から500m、徒歩6分。森長可の武蔵塚からはすぐ近くです。

昭和53年(1978年)に撮られた実際の血の池の記録写真。引用:長久手市公式サイト資料

徳川方の武将らが刀や槍に付着した敵の血を洗う際に武具をかけた「鎧掛松」は、現在の松は植栽されたもので3代目になるとのこと。以前の松は松食い虫にやられ朽ちてしまった。

現在、血の池公園は指定緊急避難場所になっている。

この記事を書いた人
1960年 長久手生まれ。上郷保育園、長久手小学校、長久手中学校へ。菊里高校、青山学院大学英米文学科卒。英字新聞部「青山トロージャン」所属。編集プロダクションのMatsuoka & Associatesにて学び、編集工学研究所入所。 1990年、洋書写真集・美術書をリースするArt Bird Books設立、1992年中目黒駅前に店舗を構える。2009年から代官山蔦屋書店にて主に写真集のブックコンシェルジェとして勤務。2020年、Uターンで地元長久手に戻る。 『Canon Photo Circle』誌の写真集コラムを1年間連載後、「長久手タイムズ」を始動。

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