長久手市内の秋の紅葉の名所といえば、モリコロパークの日本庭園や色金山歴史公園(茶室の枯山水庭園も含む)がトップ2に上がってきますが、市の南部の森の中、愛知県農業総合試験場にある1km程に及ぶ真っ直ぐな紅葉並木も必見。リニモの芸大通駅から徒歩で10分ほど。
愛知県立芸術大学と同じ方角に向い、少し奥に入った所に農業総合試験場があります。一本通りの並木は農業総合試験場のすぐ右手から始まります。もちろんクルマでも行けます。
愛知県農業総合試験場の正門前。右手はリニモの芸大通駅へ通じる道。左手が紅葉の並木道。
この紅葉の木は、モミジバフウ(紅葉葉楓 Liquidambar styraciflua。あるいはアメリカフウ)といってアメリカのニューヨークより南部フロリダのディズニーワールドあたりまで、そして中南部エリアに広く分布する高木の落葉広葉樹です。日本での高さは20〜25mほどとのことですが、アメリカでは45mにもなるそうです。
日本へは大正時代に渡来した樹木と言われ、公園樹や街路樹にも植えられているモミジの樹木です。長久手市内にも各所の街路樹となっています。
試験場内は新種のイネや植物などバイオ関係のウィルスや細菌などが外部に漏れないよう立ち入り禁止エリアも各所にあります。この道も侵入禁止です。
モミジ並木の左右には、さすがに農業総合試験場だけあって、研究施設があります。この並木路は、農業総合試験場の敷地内にあるのが分かります。