モリコロパークの日本庭園・茶室香流亭で開催されている「香流 石遊展」(主催:香流石遊会)の展覧会のレポートです(会期令和6年1月31日〜2月5日)。
日本には、石の形や模様をさまざまな自然の景色に見立てて飾って鑑賞してきました。山水景情石と呼ばれる「水石」もまた日本文化の一つ。
今回の展示もまた、川原や山中で探石してきた石で自然の流れの中で形づくられたものとのこと。石との遊び方は、自然との遊び方。茶室に展示されると「情景」が自然と溢れ出てきます!
長久手は1200年余の歴史を有する石作神社があります。モリコロパーク近くにも「石場」という古くからの地名があり、昔から石作りの技術者集団が存在していました。太古から流れる香流川もそんな長久手の石の歴史と文化を見続けてきたはずです。
香流石遊会の田中魁人さんと石遊展のスタッフ。受付にてお待ちしています。
田中さんは今回初出展とのこと。「石との出会いは突然でした。寒い日の夕方、私は皮を歩いていました。すると川の中に佇んでいるこの子を見て、私は手に取っていた。それが私と石の始まりです」by 田中魁人
受付近くには、特別展示で「南極の石」(香流石遊会への寄贈石)が置かれていました。