Connecting the dots of Nagakute City – ジブリと里山、文化と歴史がある長久手のWebメディア

災害時の倒木の危険による伐採:色金山南側 県道215号線 脇の崖【長久手タイムズ】

江戸時代や明治中頃までは、まだこの道は開けておらず、岩作から上郷方面へ出る時は、手前の高根橋(御嶽山の参道)を渡って、御嶽山の麓の香流川沿いを歩いて渡っていたといいます。

2月初旬5日間程かけて倒木の危険がある古木の伐採が実施されました。

岩作御嶽山サイドの対岸の風景と香流川

さすがプロフェッショナルな作業!
道路は全面通行止めにせず、バスも通れば、高い電線もあるなかで、切断した太い木を地上におろします。

雑草にほぼ埋もれていた小洞と石碑が出現しました。
危険な古木は取り除かれたものの、洞の上一帯の昔吹いたモルタル・セメントが劣化し浸水しやすく、大雨や災害時に崩れそうである。
崖面の対策は、<倒木の危険を除去する>工事ということで、今回の工事に入っていなかったかもしれない。直に見ると特にこの東側の部分がちょっと気になるところです。

新しめの石碑には「ここは やざこか 安昌寺よこか むかしじゃのでた いのはない」とあった。後半の意味がどうも分からないのであった。

明治20年に建てられた石碑

崖の対面の風景と香流川

この記事を書いた人
1960年 長久手生まれ。上郷保育園、長久手小学校、長久手中学校へ。菊里高校、青山学院大学英米文学科卒。英字新聞部「青山トロージャン」所属。編集プロダクションのMatsuoka & Associatesにて学び、編集工学研究所入所。 1990年、洋書写真集・美術書をリースするArt Bird Books設立、1992年中目黒駅前に店舗を構える。2009年から代官山蔦屋書店にて主に写真集のブックコンシェルジェとして勤務。2020年、Uターンで地元長久手に戻る。 『Canon Photo Circle』誌の写真集コラムを1年間連載後、「長久手タイムズ」を始動。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です