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ベルギー ワーテルロー市との国際交流30周年記念フェスティバル開催

1992年、ベルギーのワーテルローと長久手が姉妹都市提携調印式を行ってから30周年を記念し、国際交流記念フェスティバルがとりおこなわれました。
(主催:長久手市国際交流協会、リニモテラス運営協議会、長久手市)
ワーテルローは1815年、ナポレオン率いるフランス軍とウェリントン将軍率いる連合軍が戦った「ワーテルローの戦い」の古戦場の地として世界的に知られています。

ながくてウィンドオーケストラの演奏でフレンドフェスはじまりました。at 長久手中央2号公園

ブリュッセル・ナゴヤ・ランゲージのショップの賑やかな方達でした。B.N.Lの校長先生のヴェロニック・デゾヌ(Veronique Dezonne)さん。そして今年初めてサンタクロースさんでした。

ベルギーといえばチョコレート。1885年に国王レオポルド2世がアフリカのコンゴを植民地としてカカオ生産を始めたのがベルギーチョコの飛躍の契機に。この少し前に既にチョコレートは作られていて、1857年にはスイスからブリュッセルにやって来たノイハウス氏が薬局とお菓子の店を営みながら、ビターチョコレートを作っています。
そのノイハウス氏の孫が1912年にボンボンショコラ(クリームやナッツのペーストをチョコで包む)を発明し、ベルギーチョコレートを世界的に有名にしたと言われています。またその奥さんがチョコレートを入れる専用のボックス「バロタン」を1915年に発明し、現代のチョコレートボックスの起源となっています。

ベルギーの王室御用達チョコレートブランド:現在8つのブランドがあります。5年ごとに見直しが行われます。
ガレー(Galler)、ゴディバ(GODIVA)、ボンボンショコラを発明したノイハウス(NEUHAUS)、ヴィタメール(WITTAMER)、ピエール マルコリーニ(PIERRE MARCOLINI)、ヴァンデンダー(VAN DENDER)、レオニダス(Leonidas)、マダム ドリュック(Madame Delluc)

日本の子供達にも人気の「タンタン(Tintin)の冒険」は、ベルギーの漫画家エルジェによるものです。タンタンはベルギー人の少年、愛犬スノーウィと一緒に世界を旅して活躍する物語です。
なんと最初の連載(ベルギーの『20世紀新聞』にて)は、1929年のこと。最後の作品は1983年で、半世紀にかけて描き続けられました。最初の日本語版は、1968年でした。

1992年に姉妹都市になった際に発行されたカタログや資料

この記事を書いた人
1960年 長久手生まれ。上郷保育園、長久手小学校、長久手中学校へ。菊里高校、青山学院大学英米文学科卒。英字新聞部「青山トロージャン」所属。編集プロダクションのMatsuoka & Associatesにて学び、編集工学研究所入所。 1990年、洋書写真集・美術書をリースするArt Bird Books設立、1992年中目黒駅前に店舗を構える。2009年から代官山蔦屋書店にて主に写真集のブックコンシェルジェとして勤務。2020年、Uターンで地元長久手に戻る。 『Canon Photo Circle』誌の写真集コラムを1年間連載後、「長久手タイムズ」を始動。

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