長久手で護摩祈祷が行われているいる寺院があります。長久手西小学校の北側にある薬王山豊善院です
先月、本堂で祀られている「長久手観音」の取材で訪れましたが、近く護摩祈祷が催されると聞き再び足を運びました
西小学校を目前にしたこんな穏やかなエリアで炎が燃え盛る「護摩祈祷」がなされていたとは
しかも「長久手合戦」があった戦国時代末から、江戸時代〜明治〜昭和へと、なんと430年余にわたって護摩祈祷が催されてきました
かつてはお寺はいつも子供の遊び場であったように、大人だけでなく子供たちにも昔のように気軽に訪ねてもらえるような開かれた寺院をめざされているとのこと
今回は、「護摩祈祷」の撮影をご許可いただきましたので、連綿と続けられた護摩祈祷の様子の一端をお伝えさせて頂きます


安らぎと温かさを感じるお寺へ
癒しの場となるように

長久手城址の「長久手観音」も祀られています

豊善院には、戦国時代に「長久手城」城主の加藤忠景が守り神として祀っていたという小ぶりな「観音様」が本堂で一緒に祀られています(中央左下、金色の厨子の中に祀られているのが長久手観音)長久手郷土史研究会サイト
婦人病にも霊験があり観音様として信仰を集めています
「長久手観音」を直接ご覧になりたい方は、豊善院に連絡を入れご住職にその旨お伝えください
豊善院の連絡先は豊善院ホームページからどうぞ


御本尊は延命薬師如来
不動明王、十二神将、秋葉大権現、弘法大師、役行者、さらに「長久手観音」とこれほど本堂内に神仏が一緒に祀られているのは珍しい

御本尊の前に設置された護摩壇。護摩木が準備され、祈祷に訪れた個人の願いを込めた「護摩札」や供物が準備されます
ご住職は、16代佐藤敬宣住職


真言密教ならではの荘厳な「護摩祈祷」の修法
煩悩、心の迷いを焼いて清める神秘的な儀式
「火」によって仏様と通じる合えると言われています
長久手の寺院は昔から浄土真宗と禅宗の曹洞宗が多くをしめているなか真言宗寺院は三ヶ寺のみ、他に上郷大草の三光院(真言宗醍醐派)と岩作石田近くの豊龍院(真言宗醍醐派)があります
「護摩」とは、梵語(サンスクリット語)の「ホーマ homa」の音訳で、「供物」「いけにえ」を意味します

真言(しんごん)を唱えながら、神仏の悟りの智慧の象徴である「炎」で、心の迷いや煩悩をあらわす「護摩木」を焼き尽くすというのが護摩祈祷。それだけに「炎」はとても重要な存在となっています
護摩壇の前は、百度を超えるほどの高温になります
炊き上げられた護摩木の炎が天に届くと、天は供物の代わりに「福」を与えるとされています


「供物」として火にくべられる特別な護摩木。護摩木は清められたサクラやクスノキがよく使われるようです


毎月の行事
8日「薬師尊御縁日」/21日「弘法大師御影供」/28日「不動明王護摩祈祷」
毎年の行事
1日「新年護摩祈祷」/1月1〜3日「新年祈祷会」/2月3日「星祭節分会」他
檀家制度は敷いてないとのことで、参拝される方すべてが”信者さん”とのこと
御本尊は御会長しているのでいつでも参詣することができるとのこと
毎月毎年の行事へのお参りの際には、事前にご連絡を入れてからのお参りとなります
豊善院の連絡先は豊善院ホームページからどうぞ



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