7月12日(日曜)の黄昏れ時、長久手市東部里山エリアで幻想的な山車が引きまわされる「前熊の天王祭り」がもよおされました
前熊多度社(多度神社)に合祀されている津島神社のこのお祭りは、江戸時代初期から400年近い歴史をゆうする伝統の夏祭りです
夕闇がせまるころ、拝殿前に奉納された山車の提灯が灯されると一気に祭の異空間があらわれはじめます
そしていよいよ山車の引き廻しがはじまると、祭は佳境をむかえます


陽が暮れる多度社の杜 /山車は天王祭の前夜(ヨイ祭り)に多度社に奉納されています
山車の提灯に火が灯されました

夕闇が迫りくるころ提灯に灯りが点されると山車はひときわ存在感を発揮しはじめます

かつ山車の上で太鼓の打ち囃しが演じられ、花火が山車の上から放たれたとのこと(『長久手町史 資料編4』)

拝殿前で打ち囃子が次々と奉納されていきます

境内は比較的狭いこともあり出店は多くはありませんがとても風情があります
「愛・地球博」の日本広場で展示された前熊の美しい山車

2005年開催の「愛・地球博(愛知万博)」の日本広場に展示された多度社の山車
「愛・地球博 山車百輌総揃え」
後ろに見えるのはコクマザサの緑化壁で覆われた「長久手日本館」
前熊の津島神社・天王祭は、400年余前、尾張津島の天王祭をルーツにしています
名古屋城の三之丸にも三之丸天王祭があり、江戸時代、名古屋の三大祭の一つだったと言われています
前熊の山車は、実際、かなり以前に名古屋東区古出来町から購入されたものと伝わっています
愛知県は日本で最も山車の数が多く、江戸時代より「山車行事」が根づいています。
「あいち山車祭り日本一協議会」(2015年設立)が、世界に誇る祭り文化としてさまざまな発信をしています。
山車は極めて興味深い祭り行事としてクローズアップされています。



天王祭は多度社に古くから合祀されている津島神社のお祭りです
提灯は津島神社の提灯になっています
拝殿ではお神楽太鼓が上げられていました
子供たちのが太鼓終わると、最後に大人達による神がかったかのような激しい打ち囃子(太鼓)が始まりました
引き廻され動き出した山車は鳥居を抜け参道へと繰り出していきました

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