現在、長久手市には、Starbucks Coffeeが3件、コメダ珈琲店が2件、元町珈琲店、神戸珈琲倶楽部、珈琲屋らんぷ、カフェヨシノ、IMOM COFFEE ROASTERS、コーヒーファーム、松本珈琲工房などなど、全国区から東海地区、また地元発祥のコーヒー店など数多く存在しています。
今回、長久手が2012年に市制施行で「長久手市」になる以前からある懐かしき喫茶店を紹介致します。
ご高齢になったマスターが奥様と一緒に今でも現役でご活躍されているところもあれば、時の流れには逆らえず閉じられたお店もありますが、かつて訪れた事がある方は、記憶の中で、あの時の珈琲をぜひ味わって頂ければと思います。そしてまたあの一杯を頂きに行きましょう。
市の東部の上郷地区の大草にある名店「コーヒー・バラード」。当時の町長ら多くの町の名士や地元の人々が絶えず訪れた。
市役所から車で1分、岩作平地にある名店、COFFEE&食事のお店「I,C SUZUKI」。モーニングに行った時、城達也のジェットストリームがかかっていて一気に昭和な気分に投げ込まれたのを覚えている。ソファもも腰掛けの雰囲気もマンガも昭和感たっぷりだ。くわえてピンク電話まであった。
こちらは長久手の中央部にある岩作地区にあ李ます。残念ながら現在は営業はされていませんが、かつては長久手の昭和時代に栄えた商店街に構えた真っ赤なお店の装いは、地元の名士たちも含め大勢のお客様が訪れ愛された喫茶店でした。
私自身、小中学校の行き帰りに、いつかはこの喫茶店に入るんだと思った記憶があります。残念ながら入らずじまいになりました。
こちらの喫茶店も、長久手のほぼ中央部に位置し、長久手小学校のすぐ近所、当時のメインロードに面し誰もが知っている喫茶店「COFFEE HOUSE けい」でした。
正面入口の扉やショップロゴのデザインからは、当時なかなかのハイカラでシックなお店構えだったことが伺えます。アメリカ西部にあるお洒落なカフェの様な佇まいです。
こちらの喫茶店「マリン」は、市の北部より、愛知医科大学にほど近い裏通りにある。店の裏手は愛知医科大学やさらに石作神社の森につながっている。
市内からかなり離れているが、じつは三軒の喫茶店がほぼ横に並ぶカフェ密集地となっている。
左方に民家数件挟んで愛知県下で17店展開しているチェーン店カフェヨシノ、さらに道一本はさんで全国区でもあり港元町をイメージし(珈琲文化発祥のイメージはない愛知が店舗数で一番多い)、異国情緒漂うコンセプトの元町珈琲が並んでいます。
三つのそれぞれ異なるスタイルを持つき喫茶店が隣に3軒連なるのは、恐らく愛知県下、否、日本でもまずないのではと想像しています。
次の写真は、カフェ吉野と元町珈琲・長久手の離れ
こちらは東部上郷地区にある『Maple Nuts Cafe」。現在は営業していません。このエリアではなかなかない少しアメリカンスタイルの構えを見せていたようだ。私には営業中の記憶はないが、昭和の喫茶店というスタイルではなく、平成初期にオープンしたカフェなのだろう。
東部は愛・地球博の開催を当て込んでか、何軒かカフェがオープンしたが、もともと地域の人口が極端に少ないためか軒並み閉店し、当時の姿のまま廃墟の様に残されているところが何箇所かある。