長久手市には竹林が多い、、。
あちこちで繁殖しすぎて過密になりすぎている。庭から竹が芽を出すこともざらだ。
そこで長久手市の元気なご高齢者が立ち上がった。
長久手市の東部にある大草丘陵の奥にこの炭やき紅蓮隊の本拠地がある。
幾度もこの界隈を訪れたことがったが今回初めて炭焼き紅蓮隊の隊員たちにお会いするこができた。なぜなら月2回(多い時もある)の土曜日にだけ午前9時に集合し、竹を炭焼きし始めるので午後に向かうと無人の小屋と出会うだけだった。
今回、隊員の山崎隆志さんや皆さんにお話を伺うことができた。
隊員は10名程で、現在はほとんど市内の元気な高齢者が中心で活動しているとのことだった。とにかくこの炭やき紅蓮隊の活動は、市の緑化プロジェクトや里山クラブなどとも連携していて、長久手の里山が緑に溢れているのはこうした活動と無縁でないことに気づく。そんな時間をもつことができた。
作業は春の竹林の間伐から始まる。
竹林を放置しておくと繁茂しすぎて林が大荒れになるのだ。
これは冷やしそうめんを入れる自然の器になるという。
大きさも幅もまちまち。それが自然だ。
作業が一服すると皆でお菓子を食べ淹れたコーヒーを飲んだり。極上の時間が流れる。
窯小屋も竹で作られています。
お酒もぐいっと、、。
竹を焼く窯。竹炭をつくる。
竹を置いていき3時間ほど火を炊くと竹が自然に発火するという。そこから微妙な調整を何度も繰り返す。
焼き上がった竹は熱を冷ますため2日放置させる。
竹炭はさまざまに暮らしに生かされています。
消臭、防虫、防カビ、除湿、ふっくらご飯、冷蔵庫で有毒ガスを吸収、園芸にお風呂に。
竹炭は近くの「あぐりん村」でも購入できます。
興味深いいろんなお話し、ありがとうございました。