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5年の歳月をかけ完成した「長久手合戦図屏風」復元模写特別公開〜5月11日まで:撮影 中野淳【Nagakute Times】

完成披露会期中、様々なメディア、関係者、市民の皆さんが訪れました

工事現場の「仮囲い」が取り除けられ、外観がいよいよあらわになったガイダンス施設(2026年4月オープンへ)
ここに完成した「合戦図屏風」が展示される

展示室には、模写作業工程がパネル仕立てで説明書きがされていてより深く模写作業について把握することができます
また多くの市民が模写事業関係者に質問し模写作業への理解を深めていました

国宝を多く含む貴重な作品の模写事業には、文化財を将来へ継承する役割に併せ、劣化や毀損が危惧される作品の制作時の材料・技術・技法を多角的に調査研究ができ、人材の育成や技術の継承などが期待されています

次回予定されている復元模写作品は、曾我蕭白作の「群仙図屏風」(重文)

この記事を書いた人
1960年 長久手生まれ。上郷保育園、長久手小学校、長久手中学校へ。菊里高校、青山学院大学英米文学科卒。英字新聞部「青山トロージャン」所属。編集プロダクションのMatsuoka & Associatesにて学び、編集工学研究所入所。 1990年、洋書写真集・美術書をリースするArt Bird Books設立、1992年中目黒駅前に店舗を構える。2009年から代官山蔦屋書店にて主に写真集のブックコンシェルジェとして勤務。2020年、Uターンで地元長久手に戻る。 『Canon Photo Circle』誌の写真集コラムを1年間連載後、「長久手タイムズ」を始動。

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