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白バスの停留所近くにもう一軒の「旅館」〜旧道、岩作銀座の繁盛ぶり❸【長久手タイムズ】

旧道から少し奥に横道に入るとガラリと景色が変わり、連なる屋根瓦が昭和の面影を残している。

旧道界隈のあちこちに白い漆喰の蔵や建物が立っている。

幕末から明治、大正、昭和初期の面影が漂う裏路地

漆喰は綺麗に塗り替えられているが元々は幕末か明治の頃の建物なのではと思われる。

現在ある「一六屋」の右側に建つ旧い趣きのある伝統的建物。位置的にもこの建物がかつての老舗呉服屋「一六屋」だったのではと推測されます。

老舗呉服屋「一六屋」の右隣には国指定史跡「首塚」があります。色金山麓のお寺の安昌寺の雲上和尚が、敵味方関係なく合戦の後にあちこちに野に晒されていた兵士たちの屍を弔った場所である。

鐡工房「たね庵」とその作品たち。旧道に面して出来上がった作品が置かれてあったりあちこちに飾られてある。

安昌寺へ向かう道。かつての参道。この場所にかつての白バスの停留所があった。安昌寺前の岩作停留所ができる前までは、この参道入口の右側にあった駄菓子屋でバスの切符も販売されていた。

安昌寺へのかつての参道

岩作御嶽山(高根山)への参道入り口。香流川にかかる高根橋。江戸時代〜明治の頃は、東の上郷へ出る時は、この高根橋を渡って香流川の右岸を川沿いに渡って行った。

高根橋を渡った向こう側から旧道方面を見る。

香流川とその向こうの旧道沿いの家

この記事を書いた人
1960年 長久手生まれ。上郷保育園、長久手小学校、長久手中学校へ。菊里高校、青山学院大学英米文学科卒。英字新聞部「青山トロージャン」所属。編集プロダクションのMatsuoka & Associatesにて学び、編集工学研究所入所。 1990年、洋書写真集・美術書をリースするArt Bird Books設立、1992年中目黒駅前に店舗を構える。2009年から代官山蔦屋書店にて主に写真集のブックコンシェルジェとして勤務。2020年、Uターンで地元長久手に戻る。 『Canon Photo Circle』誌の写真集コラムを1年間連載後、「長久手タイムズ」を始動。

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