Connecting the dots of Nagakute City – ジブリと里山、文化と歴史がある長久手のWebメディア

「海上の里」にある幻の「陶龍寺」のこと❶ 〜となりの瀬戸市【長久手タイムズ】

瀬戸・山口から少し奥に入ったところに駐車場があります。さらに奥に道はありますが基本的に「海上の里」の住居や田圃の所有者が使用する道のようです。

駐車場に立てかけてある「海上の森」に関する看板。これから向かう里山が「海上の森自然環境保全地域」の中にあることがわかる。

とにかく見事な谷津田(谷合の田んぼ)の景色が忽然と現れ圧倒される。


ヤマトタケルノミコト(日本武尊)

かつて存在していた「陶龍寺」は歴史上の寺院となっていて、現在はお寺でなく古びた趣きのある平家の住居が建っています。海上の森の土地と山田眞喜美さんのお宅とのことです。このお宅の前には加治田甚五郎という長久手藩主だった池田公の家臣の墓があり立派な家室がつくられていたとのこと(『海上の森奇譚 – 愛知万博開催地に秘められた歴史の真実』(山田みち江著 今日の話題社刊)

かつて陶龍寺の敷地内にあったという弘法堂(弘法様は建物の中に)

*Google Map上の目的地の表示は「アトリエ陶龍寺」になっていますが、かつてその場所に「陶龍寺」があったとされます。

この記事を書いた人
1960年 長久手生まれ。上郷保育園、長久手小学校、長久手中学校へ。菊里高校、青山学院大学英米文学科卒。英字新聞部「青山トロージャン」所属。編集プロダクションのMatsuoka & Associatesにて学び、編集工学研究所入所。 1990年、洋書写真集・美術書をリースするArt Bird Books設立、1992年中目黒駅前に店舗を構える。2009年から代官山蔦屋書店にて主に写真集のブックコンシェルジェとして勤務。2020年、Uターンで地元長久手に戻る。 『Canon Photo Circle』誌の写真集コラムを1年間連載後、「長久手タイムズ」を始動。
コメント (3)
  1. Emmanuel_J より:

    You have remarked very interesting details! ps decent web site.Expand blog

  2. 尾張瀬戸武田信玄古城再建プロジェクト より:

    初めまして。
    海上の森と陶龍寺を取り上げていただき誠にありがとうございます。
    今年5月にお越し頂いてみえたのですね。
    今、市民団体で「尾張瀬戸武田信玄古城再建プロジェクトチーム」を発足させ、武田信玄が瀬戸に来ていたとされるいくつかの史跡を元に調査し瀬戸市を盛り上げようと活動しています。
    もし宜しければ、またお越しください。

    1. MASAKI KATO より:

      コメントありがとうぎざいます。
      市民団体で「尾張瀬戸武田信玄古城再建プロジェクトチーム」を発足させていらっしゃるんですね。それは素晴らしい! 心より応援いたします。
      私は長久手の森長可(鬼武蔵)が廃城を改築した大草城復興の市民団体に幾らか関わっていますが、聞くところ予算がなかなかつかず(積極財政が封じられ緊縮財政路線に)このところ機運が盛り上がってきていません。
      「尾張瀬戸武田信玄古城再建」のプロジェクトを大いに刺激にします。ロマン溢れます! 「武田信玄古城再建プロジェクト」そのものもとても関心がありますので、機会ありましたら呼んでいただければ幸いです。
      長久手市民に向けて問題ない情報を発信できればと思います。ワクワクするのが一番ですので。
      来月あたり5月に記録撮影していた海上の森のレポートをもう1本、公開する予定です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です