長久手市で4番目となる「南小学校区まちづくり協議会」の設立総会が開催されました(2026年4月11日)
南小学校区はグリーンロードとリニモが東西に通り、沿線にはイオン長久手店やアピタ長久手店などの大型商業施設や、長久手古戦場公園や武蔵塚といった史跡や、緑豊かな杁ヶ池公園がある長久手市内でもひときわ生活の利便性もよく、とても人気の高いエリアの一つでしょう
日本一住みやすいまちとも言われる長久手市において今回設立された「まちづくり協議会」(市内4番目)とはどういった背景で設立され、どんな役割をはたそうとすものなのでしょう
住みやすいまちで潜在的に大きな課題となっていることは何なのか
今回、「南小学校区まちづくり協議会設立総会」を取材する機会をえましたので、設立総会の一端を、南小学校区の皆さま、市民の皆さまと共有致したく思います

杁ヶ池公園にある「南小校区共生ステーション」とクスノキ


写真:「南小学校区夏祭り」2025年
「いつか起きるかもしれない南海トラフ地震のような大災害では、特に初動において力になるのは「共助」であるためずいぶん前から希薄な人間関係の状態が問題になると言われ続けています
真の安全で住みやすいまち」になるために、若者と高齢者がムリなく触れ合える活動を、皆さんと考えながら進めていきます」(設立趣意書より)

〜次第〜
1. 開会
2. 設立準備会会長あいさつ
3. 来賓のごあいさつ・来賓紹介
4. これまでの歩み
5. 議長の選出
6. 議案審議
まちづくり計画(案)
まちづくり協議会規約(案)
役員の選任(案)
まちづくり協議会事業計画(案)
まちづくり協議会予算(案)
7. 閉会

会場:南小学校体育館にて


「南小学校区は長久手市の南部位置する約1万人の市民が暮らす地区です。グリーンロードとリニモが通り、大規模な商業施設と自然豊かな公園もあり、生活に便利で活気あるまちです。
逆に、ともすればそにお便利さが、ややもすれば住民どうしの交わりを少なくています。自治体への加入率がしないでは低い校区の一つになっています」(設立趣意書より)

南小校区共生ステーション前の鯉のぼり:杁ヶ池公園
長久手市「まちづくり協議会」とは
従来の自治会への加入率の低さを補う
まちの皆さんが提案し要望し、参画できる
”何をしよう?” の”人と事業計画
長久手市「まちづくり協議会」とは、「地域の課題を小学校区単位で地域一体となって解決するため、自治会のほか、こども会やシニアクラブ、企業、NPOなどの地域に根ざした各種活動団体などをネットワーク化する組織」(長久手市ホームページ)です
「まちづくり協議会」のモデル地区として、名古屋市・藤が丘に隣接し都市化が加速している西小学校区エリアと、同じく市街化区域でありひらけた振興住宅地である市が洞小学校区の2つの小学校区において、2015年(平成27年)から準備が進められてきました
その数年後の2017年に西小学校区で、2018年に市が洞小学校区で「まちづくり協議会」が設立されています
その後、北小学校区エリアでも3番目の「まちづくり協議会」が設立されました

来賓ご挨拶 : 石井芳樹 愛知県会議員
来賓ご挨拶 : 山田けんたろう 長久手市市議会議員
尚、以下の皆さまから来賓ご挨拶を頂いています
長久手市長 佐藤有美 / 長久手市市議会議長 山田和彦 /
愛知第7区衆議院議員 日野紗里亜 / 愛知第7区衆議院議員 鈴木淳司
南小学校 加藤校長
南小学校区「まちづくり協議会」設立は、長久手で4カ所目
「南小学校区エリア」は、長久手市で4番目の「まちづくり協議会」の設立に
2019年(令和元年)、長久手市くらし文化部の支援により協議会設立に向け30人が参加。コロナ禍で中断
2023年、協議会の目的や意義に賛同し有志8人で設立準備会を発足立。コロナ禍を越えた2024年(令和6年9月)、<共助の基盤>となり、”人とのつながり”を保持し、いざという時に共に助け合える考えのもと南小学校区でも設立に向けた話し合いが月一回のペースで、全体会(まち協ミーティング)が3か月毎に開催されてきました
「まちづくり協議会」には、南小学校区エリア地域で活動する様々な団体はもちろん、市内に住むすべての方が参加することができます
将来的には、地域共生ステーションがまちづくり協議会の活動拠点とし地域での運営を目指すとのことです

南小学校区まちづくり協議会副会長 若松茂樹氏
最大の課題:
現在の住みやすさを損なわず、
全ての南小学校区の住民を繋がれるようにすること
南小学校区まちづくり協議会会長 山田卓次氏による「これまでの歩み」について
南小学校区まちづくり計画
◉校区の特徴
・ゴミの無いキレイなまち
・放置された土地・空き家やクルマは少なく見晴らしがよく安心安全に見える景観
・多才な人が集まり、まちのために自主活動している個人・団体が多い
・校区の65歳以上の人口比率は20%ですが、既に上昇に転じ高齢化に向かっている
◉課題
・他人と干渉しなくても暮らせることが日本一住みやすいまちと言われる理由の一つでは
・若い世代が多いためまちのこと以外に関心が高くなる
・まちの活動や仕組みを知らなくても日常生活が便利であることが、自治会加入率が長久手市で低い校区にしている
・現時点で大災害が起こったときに住民の一致団結した対応ができない可能性

026年度 事業計画(案)
1 子供・教育に関する事業
親子で楽しめるイベントの企画
市や学校などと連携し、地域全体で子どもを見守り仕組みづくり など
2 地域コミュニティに関する事業
地域で活動している団体と交流・協力を得て人が集まるイベントの実施を検討 など
3 防犯・防災に関する事業
「つながる みんなみんな!」を合言葉に、防犯・防災関連団体相互の連携と交流について検討
防犯カメラ、街灯照明の設置状況調査等により実態を把握し、愛知警察と情報共有に努め、安全・安心のまちづ
くりを推進する など
4 環境美化に関する事業
「新時代への共生をめざす街づくり」をモットーに地域の歴史や自然に触れ、市民参加型の企画を検討する
杁ヶ池公園に自生する「菱の実」を採取・焙煎したりして再利用する活動を進める など
5 福祉・高齢者支援に関する事業
福祉関係・高齢者世帯を中心に民生委員、自治会、その他の関連団体と連携し、ニーズや実施を把握する取り組みを行う
6 ステーション運営事業
南小校区共生ステーションの管理・運営(市との連携)について協議する会議等の設置を検討 など
7 広報事業
ホームページを開設
「広報ながくて」のまち協コーナーに情報を掲載する など

【設立総会閉会後のスペシャル演奏会】
長久手市在住の雅楽奏者 河口功さんによる笙の演奏