
香流川の支流の明神川(北熊)9月9日撮影(以下同)
水草が倒れ込む様子から当日はかなりの水量だったことが推察されます

香流川上流(IKEA近くの橋から田園地帯の西方面を望む
こちらも水草が勢よく倒れ込んでいる様子からかなりの水量が流れ込んでいたことがわかります
これより上流の砂防公園で水量が制御されているため田圃への泥水の流出は防がれています
(江戸時代、明治〜昭和初期には香流川が氾濫し田圃が大きな被害を受けた記録が出ています)


香流川合流手前の明神川 / 砂防公園としっかりした護岸工事がなされているため香流川沿いにも新たな住宅が建っていきます

香流川砂防公園は、ブランコも滑り台も、コンビネーション(複合)も無い長久手では珍しい公園
何があるかと言えば、小川や飛び石に橋と水場、春には桜の木、「土に水と石と樹と生き物」、といって良いかも知れません。

「香流川 砂防公園」
香流川上流の三ヶ峯にある「砂防公園」は、大雨の際には大昔より土砂の流出が多く、田圃地帯が広がる流域への水害を前もって防ぐために設けられました
そのため春には満開の桜が美しい砂防公園ですが、他の公園とは様相が異なる「公園」のつくりになっているのはそのためです。
豪雨翌日の砂防公園

砂防公園は、川幅を広げ洪水の流れを緩やかにして土砂を溜める「砂溜工」が施されています
(ダンプカーで2000台分の土砂を溜めることができるそうです)
画像で分かるように川の流れの10倍以上に川幅が広げられ、そこに桜などが植え込まれています
桜も含め公園内の樹木は洪水の流れを緩やかにする働きを持たせているとのこと
現在も大雨の時は、大量の土砂が流下しますが、土砂が下流に流れ行かないよう溜める工夫が土木技術的になされています

砂防公園内 左右に桜の木があり、水量が多い際にはこのすぐ上にあるエリアで水量を制御
尾張東部は2000年9月の東海豪雨を被らなかった
2026年9月8日の長久手での豪雨(記録的短時間大雨)は、伊勢湾台風以来67年ぶり
(長久手市、日進市の地元に暮らすご高齢者のお話しと記録から)
2000年の「東海豪雨」では、名古屋をはじめ尾張地方が甚大な被害が出たが、長久手市のある尾張東部は豪雨までにならなかった
長久手から比較的近い自治体では、名古屋市以外、豊明市、半田市、刈谷市、大府市を含めた21市町に災害救助法が適用された
長久手をはじめ、日進、東郷、瀬戸、尾張旭も豪雨を被ることはなかった(春日井市以西や、東海市より以南などは線上洪水帯による集中豪雨を被っている)

前熊の田圃
豪雨の影響で実り出した稲穂の幾分かは垂れているところがありますが上郷地区では大きな被害は出ていなかったようです
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