9月13日日曜、長久手古戦場公園にて、「長久手古戦場宵まつり2026」イベントが開催されました
17時45分開会あいさつに引き続き、長久手高校吹奏楽部の演奏、岩崎城刀劇隊による演舞」&剣術体験、そしてパブリックビューイング前のスペシャルトーク、そして放映時間の夜20時から大河ドラマ『豊臣兄弟!』で「小牧・長久手合戦が描かれる「第35回 秀長誕生」を来場の皆さんと一緒に鑑賞
放映直後には、「豊臣兄弟」制作統括チーフプロデューサー堀内裕介氏のアフタートークがあり、この合戦中に「秀長」(それまでは長秀)が誕生したこと、演出にまつわることなどが語られました
(イベントの前半は立ち会えませんでしたので記録はスペシャルトークからになります)






長久手古戦場記念館内の展示パネル
パネルに徳川家康が登場
「長久手古戦場宵まつり2026」のこの日は、ナイトミュージアムも開催
(20:00まで開館)
2年前の『どうする家康』のPVに引き続き2回目のPVです
大勢の市民の皆さんがここ合戦の地で大河ドラマ内の「長久手合戦」を観劇
実際の番組は著作権にて録画できません
ここでは放映直後の様子、PV後のアフタートークの冒頭部分の記録を共有致します
登壇は『豊臣兄弟!』制作統括チーフプロデューサー堀内裕介氏
聞き手は長久手古戦場記念館の井戸学芸員

PV直後の雑感
大激戦の「長久手合戦」に限れば、「どうする家康」の時よりもあっという間に感じた
ただ今回は「豊臣」側の目線である。秀吉も秀長も長久手合戦の地にまで来ていない。
三好信吉の拙速な敗退(白山林のシーン)と池田恒興・元助親子の壮絶な討死を見せ場にもってきたため(本編終了後の紀行映像でも100mほど離れた池田恒興元助親子の塚をワンショットにおさえていた)、相当に合戦までの動向や、長久手合戦(仏が根の戦い)での徳川家康の差配や迅速な動向(色金山から御旗山へ。そして合戦最中の家康)は描かれることはなかった。
秀吉勢としては鬼武蔵の森長可(父の森可成は以前登場)が登場しなかったことは「?」であるが、おそらく三好信吉と美青年的イメージが被ってしまうこと避け、シーンも登場人物も可能な限り削ぎ落としとにかくシンプルにストーリーを運んだのであろう。古戦場記念館で「森兄弟」の企画展がもうすぐ始まるので残念ではあるが。
前回の第34回「最強のライバル」で家康の過去生がたっぷり描かれ、また第35回のオープニングタイトルのキャストクレジットで松下洸平が最後の“トメ”を飾ったことは、描かれていない名シーン以上にその存在が圧倒的になっていたことの裏返しだろう。
せっかく“トメ”が家康ならば、家康本隊が実際に激しい戦に参戦した訳なので、ワンショットくらいは鬼の形相で激戦中の家康と本隊を描くべきではなかったか。
それは白山林での榊原康政、そして池田恒興を討ち取った井伊直政(本当は違う訳だが)の徳川四天王の迫力に絵がこれ以上持っていかれないように制御されたためなのか。
徳川勢の震え上がるほどの存在感と、長久手合戦での敗北が、長秀から「秀長」へ名を変えるほどに、豊臣兄弟を新たな”化合物”へとならしめた恐怖の合戦の地であったのだろう。
最後に合戦のシーン、背後は松林になっていて、当時の長久手合戦の地(仏が根)は松林が広がっていたとのこと。緩やかな丘陵のなかで戦がなされ、まさにパブリックビューイングが催されたこの場所さながらでした。
ただ秀吉勢と家康勢合わせて18,000人もの大規模な戦さだったことが全く伝わってこず、CGを用いて上空からひいたショットがあると良かったなと。地名は出ても矮小化されてしまうきらいがあるのでは、と思いました。

徳川四天王 本多忠勝、榊原康政 見参!